一度は足を運びたいLAおしゃれ屋外ダイニングガイド！(前半)

みなさんはAl fresco diningというフレーズをご存知ですか？Al fresco diningとはずばり、頬に風を感じながら屋外で食事を楽しむことを指します。ロサンゼルスには、Al fresco diningを楽しめるおしゃれなレストランが多数存在します。今回は、数ある中でも特におすすめのレストラン、ベスト12をピックアップしました。カジュアルなレストランから高級レストラン、記念日に訪れたいスペシャルなお店まで、オープンエア・パティオが心地よいスタイリッシュな名店の数々をご紹介いたします！前半後半に分けてお届けしますのでどうぞお楽しみに！

Baltaireは、Brentwoodにあるモダンなステーキハウスです。ビジネスランチ、デート、ファミリーブランチと、どのようなシチュエーションにもぴったりのお店として、大くの人から愛される名店です。屋内は、高級感のあるウッドとレザーを使用した、ミッド・センチュリー・モダンのデザインで統一されています。フロアから天井にのびるグラスドアがあり、パティオとメインダイニングルーム、ラウンジを隔てています。パティオには格納式ルーフが設置されているので、急な雨が降ってきても安心です。晴天の日の夜は、同パティオから満点の星空を眺める事ができ、とてもロマンティックな雰囲気となります。ステーキハウスではありますが、リーバーやキャビア、旬の野菜料理、サラダ、サンドイッチやブランチメニューなど、ステーキ以外のメニューも充実しています。L.Aでは、ステーキハウスに行ったら、マルティーニかブラッディ・メアリーを注文するのがお決まりなので、オーダーするのをお忘れなく。心地よい空間で美味しい食事に舌鼓を打ちながら、最高に贅沢な気分を味わってください！

にぎやかなSunset Boulebvardから1ブロックほど離れた場所に位置するBowery Bungalowは、「最も居心地のよいレストラン」と呼ばれるにふさわしい、リラックスした雰囲気が魅力のレストランです。クリームイエローに白のトリミング、赤いルーフが印象的なコテージの店内には、温かい雰囲気のインテリアが並べられ、かわいらしいバーがあります。パティオは「よくある隣の家のパティオ（裏庭）」といった雰囲気で、コミューナル（共同）テーブルが並べられ、ハイチェアの他に、リラックスできるカウチが設置されています。Bowery Bungalowでは、中東料理を中心とした創作メニューの数々をいただく事が出ます。サングリアと一緒に、クスクス入りのベジタブルや牛のほほ肉とハムス、ファテゥーシュサラダなどをお楽しみください！

Studio CityにあるFireflyは、高級レストランのパイオニアと呼ばれるラグジュアリー感あふれるレストランです。2002年に誕生したFireflyのパティオは、L.Aでも1位2位をあらそうスタイリッシュな空間だといわれています。レストランには看板などはなく、アイビー（ツタ）で覆われた建物自体が目印となっています。中に入ると長いバーと、図書館風のラウンジがあり、屋外にはメインダイニングとなっているパティオがあります。パティオは緑豊かな丘の上にあり、カバナが設置され、とてもロマンティックな創りとなっています。ちらちらと揺れる暖炉、スタイリッシュな照明器具、ムード満点のバーも魅力的な雰囲気をかもし出し、デートにぴったりの空間となっています。格納式のルーフは通常晴天時はオープンされていて、開放感があります。グリルしたお肉にフレッシュな魚、パスタ、リゾット、野菜料理など、著名シェフ Perry Pollaci氏の織りなす、旬の食材を使用したワインにあうカルフォルニア料理は、とても美味しいと定評があります。自家製スピリッツを使用した創作カクテルも美味しいので、ぜひおためしください。ブランチ、またはディナーのスターターとしておすすめなのは、クリスピーな食感がくせになるマンサニージャ・オリーブとクレーム・フレーシュ（サワークリームの一種）です。デザートに、メープルとヒース・クランチでいただくブリオッシュ・ブレッド・プディング、チョコレートアイスクリーム添えをオーダーするのもお忘れなく。月曜日の夜は生のジャズ演奏を楽しむ事もできます。フレンチ、またはカルフォルニアン・ワイン片手に至福のときをお過ごしください。

VeniceのAbbott KinneyにあるGjenlinaは、木材を基調としたモダンなビルの中にたたずむ、おしゃれなレストランです。再利用されたウッド素材でデザインされたダイニングルームとバーを抜け、ビンテージのテーブルやチェアと一緒にソファーやオールドファッションのランプ、暖炉などが設置された、心地よい空間が広がるパティオへと向かいましょう。Gjelinaでば、シェフでオーナーのTravis Lette氏が提供する、野菜を中心とした創作メニューと薪で焼いたフレッシュなピザを楽しむ事ができます。ブランチには自家製スモークサーモン・トーストとミモザを、夜にはマッシュルームとトリュフをトッピングしたゴート・チーズ・ピザをいただきながら、ゆっくりと辺りを観察し、リラックスした時間を過ごしましょう。イングリッシュピーズとブラッター・トースト、ローストしたアーティチョーク、ポークとダックのテリーヌ、自家製ピクルスなどもおすすめです。カクテルにクラフトビール、インターナショナルなセレクトワインのセレクションも魅力です。ウィスキーキャラメルとジンジャーのジェラートと一緒にいただくあたたかなデーツ・ケーキは、一度食べたら忘れられない贅沢なデザートです。パティオは人気があるので、少々待つ可能性もありますが、待つ価値のある、素敵な空間ですよ。

Gracias Madreは、West Hollywoodにある、野菜をベースとしたメキシカンスタイルの創作料理を味わう事のできるレストランです。こちらのパティオもファンが多く、L.Aで最も魅力的なパティオの１つといわれています。ハンドペイントされたタイルにアンティークミラー、リネンのカウチに鉄のランタン、カラフルな容器が飾られたコテージは、ラグジュアリー感ただよう、ゴージャスな雰囲気となっています。オリーブの木が生い茂ったパティオで最高においしい料理をご堪能ください。野菜ベースの料理ですが、濃厚な味わいのメニューが多いので、肉好きの方でも十分に満足できる内容となっています。また、こちらのカクテルメニューはとってもユニークな事で有名です。カンナビジオールのオイルを使用した「High Vibes」と呼ばれるカクテルやテキーラとメスカルをミックスした「snow cones」など、ここでしか味わえないスペシャルなカクテルをお楽しみください。

Hinoki& The Birdは、Century Cityにあるゴージャスなコンドミニアム・コンプレックスのグラウンド・フロアに位置しています。隠れ戸のようなドアを通り中に入るので、一見隠れ家のような雰囲気をもつ、ユニークなレストランです。中に入るとあっと驚くスタイリッシュなダイニングルームがあり、120名着席できるという緑豊かなパティオにつながっています。日本料理とカリフォルニアン・クッキングをミックスさせたバラエティ豊かなメニューはどれも味わい深く、美味しいと評判です。グリーンカレーとタイ産バジルがアクセントとなっているロブスターロールは、L.Aで一番美味しいと言われるほど。レモンで香り付けした檜の上で調理した黒タラも、人気のある一品です。レモングラスとジンジャーのブレンドされたヴォッカ、キュウリとわさびboba(キャッサバという植物が原料）をミックスしたMiyagi Mule cocktailは、異国情緒をあじわえる奥深いテイストのカクテルですよ。ぜひおためしあれ！

一度は足を運びたい、ロサンゼルスの Al fresco dining ガイド、前半はここまでとなります！後半も魅力満載のレストランが多数登場しますのでお見逃しなく！