ヴァージン・オーストラリアに新たにL.A.-メルボルン間のフライトが誕生します！

4月4日からメルボルンーロサンゼルス間の運行が始まったヴァージン・オーストラリアの情報です！そのルートを飛ぶBoeing 777-300ERが世界最高峰のビジネスクラスであると呼ばれる秘密に迫ります！

ヴァージン・オーストラリアは、オーストラリア、ブリスベンに本拠地を置く、カンタス空港に続き大きいオーストラリア第2の航空会社です。2009年に初のコマーシャル・フライト（商用飛行）でロサンゼルスに着陸したことをきっかけにアーストラリア、ロサンゼルス間の運行が始まりました。4月4日から、メルボルンが新たなポートとしてくわわり、メルボルンーロサンゼルス間の運行が始まりました。週に5回の運行を行っています。

今回のルートでは、Boeing 777-300ERが使用されています。Boeing 777-300ERには『The Business』と呼ばれるビジネスクラスが存在しており、こちらのエリア内にはビジネスクラス専用のバー（一度に10名まで利用可能）が備え付けられています。AirlineRatings.comは、ヴァージン・オーストラリアの『The Business』を、2016年度、世界最高のビジネスクラスと命名しています。

ロサンゼルスーメルボルン間で運行するBoeingの旅客機には、『Premiun』（旧プレミアム・エコノミー）と呼ばれるエリアもあり、こちらでは、カクテルサービスに加え、映画上映中のスナック提供、ビジネスクラスのセラーにあるワインの提供、そして化粧品やブランケット、枕などがパックになったアメニティーの提供を行っています。また、エリア全体に余裕があり、ゆったりとした作りになっています。オーストラリアからアメリカまで運行する旅客機のなかでは、１番ゆとりのある設計となっています。

ロサンゼルス空港では、ヴァージン・オーストラリアに特別な場所をもうけています。ちなみに、2009年2月のロサンゼルスへの初めての運行は、シドニーからでした。この日は、ヴァージン・オーストラリアの創設者であるSir Richard Branson氏、オーストラリア出身の俳優Jesse Spencer(テレビ番組ハウスで有名）、当時のロサンゼルス市市長、USCのマーチングバンドも出席した、盛大なパーティーが行われました。そしてその後、West HollywoodのChateau Marmontで、有名セレブたちによる募金パーティーも行われたといいます。同年は、ロサンゼルスーブリスベン間とロサンゼルスーメルボルン間の運行も行われていました。

2009年のロサンゼルス・デビュー以来、ヴァージン・オーストラリア（以降VA)は様々なアワードを受賞してきました。まず2015年には、VAのFrequent Flyer プログラムが、2015年のオーストラリアン・ビジネス・トラベラーアワードにて最高となる賞を受賞し、同年Skytax World Airline Awardsでは『Best Airline Staff Service』（スタッフサービスが最高の航空会社）として5年連続で賞を受賞しました。

昨年VAは、『The Business』をさらにアップグレードしたことでも知られています。全ての旅客機のビジネスクラスが1−2−1の座席配置となったことで、ビジネスクラスの全乗客が直接通路に出ることができるようになったのです。スイートと呼ばれるゆとりある座席には、コンソールエリアも備え付けてあり、PCで作業したりすることができたり、荷物置き場として利用することが可能になっています。各座席には約45センチ幅のタッチパネルもあります。これは、オーストラリアから北アメリカに運行する旅客の中では最大のサイズなのだそうですよ。ちなみに、ビジネスクラスの座席はクイーンサイズのベッドと同様の幅まで、リクライニングできる様にもなっています。

VAはDelta Air Linesと提携しており、その結果、北アメリカと中央アメリカにある250の都市とツナがていることになります。オーストラリアからもスムーズでストレスのない乗り換えが実現できているのです。昨年6月30日の時点で、ヴァージン・オーストラリアの総収入は前年にくらべ5.7%もアップしたそうです。

まさに、時代の波に乗っているヴァージン・オーストラリア。ぜひこの機会に、ヴァージン・オーストラリアでのご旅行をご検討ください！最高に充実した空の旅を体験できるはずですよ。