San Fernando Valleyのおすすめダイニング！（後編）

ロサンゼルスの中でも特に隠れた名店が多いことで知られるSan Fernando Valley。

今回もそんな穴場スポットで食通をも唸らせる名店をご紹介します！

ユダヤ系のコミュニティとして有名なのはPico- Fairfax のエリアですが、リトル東京ならぬ、リトル・イスラエルをお求めの方にご紹介したいのが、TarzanaのVentura Boulevardの一角です。ヘブライ語が飛び交うこの地域でおすすめなのが、Hummus bar& Grillです。外はカリッと、食感はもちもちの焼きたてのLaffa(ピタパンの一種）は一度食べたら忘れられない美味しさです。ゆでたヒヨコマメに、ニンニク、練り胡麻、オリーブオイル、レモン汁などを加えてすりつぶし、塩で調味したペースト状の料理、ハムス（Hummus)がまたLaffaと絶妙にマッチするのです！ジューシーなチキンの串刺しなどもおすすめです。是非一度足を運んでみてください！

「まるで麻薬のようだ！」と食通達をうならせるのがここKatsu-Yaのスパイシーツナとクリスピーライスのコンビネーションディッシュです。Katsu-Yaにきたらこれを食べずには帰れない、というほどの人気なのだとか。もちろん他のメニューも新鮮で最高に美味しいので、予約を取るのが少々難しいことでも知られています。スペシャルのロールアイテム（巻き寿司）はご注文をお忘れなく！歯ごたえのいいポップコーンエビとスパイシーツナのゆば巻『Crunchy popcorn shrimp atop soy paper wrapped spicy tuna』は天にも昇るおいしさと評判なので、是非トライしてくださいね！女性の寿司職人がいるのも魅力の一つですよ！

KiwamiはKatsuyaのハイグレード・バージョンである、姉妹店です。お魚のクオリティーがとにかく新鮮で素晴らしい、とフードジャーナリスト達の間でも話題のレストランです。ちなみに、Katsuyaよりも予約がとりやすいのだとか。ランチ限定の「Kiwani Tray」はビンナガマグロやスパイシーツナ、ブリなどの旬の素材を、洗練された調理法ですこしづついただける人気のメニューです。お値段も$20とリースナブルです。お店を仕切る敏腕シェフ、Uechi Katsuya氏の「おまかせコース」も一度は味わってみたいですね！その際はご予約を忘れずに！

The Local Peasant はアットホームな雰囲気漂う、ローカルに人気のレストランです。ニューヨークのサブウェイで使用されているタイルを使った壁におしゃれなインテリアが並ぶ店内には、子供連れに嬉しいハイチェアが沢山あり、ママ達も気兼ねなく訪れることができます。おすすめメニューナンバー１は薄い衣が特徴的な「Fish and Chips」ですが、目玉焼きの乗った「Peasant Burger」も外せません。週末に家族でのんびりとはねをのばしてみてはいかが？

Raphaelは有名レストランSaddle Peak Lodgeで修行を積んだ敏腕シェフAdam Horton氏の手掛けるお店です。素材のうまみを最大限に引き出すシェフのメニューはどれも最高に美味しいと定評があります。芽キャベツなどのお野菜もシェフの手にかかれば洗練されたメニューに変身してしまいます。パスタやお肉のメニューもどれもおすすめなのですが、トム・カーガイとグリーンカレーでいただく「天ぷら・フライ・チキン」は外せない一品です。少々気取った、セレブなイメージのあるお店ですが、店内にはカジュアルなラウンジエリアもあるのでご安心を。LAが誇るシェフのマジックを是非堪能してください！

最後にご紹介するのは、ハリウッド・セレブの御用達の隠れ家的存在で、知るひとぞ知るカラバサスの山中にあるレストラン、サドル・ピーク・ロッジ（Saddle Peak Lodge）です。その昔このあたりでは馬を使って荒野で狩りをするのがステイタスだったそうです。数々の敏腕シェフが腕を振るってきたこちらのレストラン、現在は新進気鋭の若手シェフ、Chris Kufek氏の料理を堪能することができます。ニュージーランドヘラジカのテンダーロインや3種類のお肉が楽しめる「Wild Game trio」といったメニューが人気をよんでいます。LAに来たからには一度は訪れておきたいレストランですね。