ロサンゼルスにあるおすすめ居酒屋を大特集!

Sake-marinated foie gras terrine at Tsubaki | Photo by Karen Young

ここ最近のダイニングシーンでは「小さなプレートをみんなでシェアする」というのが、新たなトレンドとなっています。タパスにメッゼ、アンティパスティにバンチャンなど、文化によってその呼び名は様々。そんな中、ロサンゼルスを始め、欧米で今、空前のブームとなっているのが日本発祥の「居酒屋」なのです。伝統的な「居酒屋」といえば、焼き鳥に豆腐、野菜におにぎり、そばやお酒を、リーズナブルな価格で提供するお店ですが、ロサンゼルスでは、少しアレンジを加えた、おしゃれな居酒屋が人気を集めています。今回は、ロサンゼルスで一度は足を運んでおきたい、おすすめの居酒屋を一挙ご紹介いたします。魅力満載のお店が多数登場しますので、最後までどうぞお楽しみに!

ABURIYA RAKU

Oyaji ("old man"-style house-made tofu) at Aburiya Raku | Photo by Karen Young

Aburiya Raku は、ラスベガス発祥のスタイリッシュな居酒屋。ラスベガス店は、深夜賑わう華やかなお店、というイメージが強いのですが、ロサンゼルス店は落ち着いた雰囲気となっています。店内に入ると、香ばしい香りが漂い、食欲をそそります。2015年にオープンした Aburiya Raku はズバリ「炙りや 楽」なので、日本人であれな店名を聞いただけで、食欲が出てくるかもしれないですね。店内に入ると、ガラスケースに並べられたお酒に目がいくでしょう。お酒を注文すると、好きなおちょこを選ぶことができるので、お気に入りのおちょことともにお好みのお酒をお楽しみください。Aburiya Raku の店内は木の温もりを感じられるインテリアで統一されていて、奥には小さなパティオもあります。お料理は、リーズナブルなものからちょっとお高いものまで幅広くラインアップしています。和牛や本日のお魚などは、少々お高いですが、試す価値のあるおすすめメニューです。お食事の〆にいただく「釜飯」もあり、裏メニューでありながら、かなりの人気メニューとなっています。サーモンといくらを使った釜飯は作るのに40分かかるので、食べてみたいという方は早めにオーダーしておくのが良いでしょう。残ったものはお持ち帰りできるのも嬉しいポイントです。

イチオシメニュー:親父豆腐または揚げ出し豆腐;サーモン、朝じめチキン、ポーチドエッグとウニ&いくら、神戸牛、つくね、フォアグラエッグ・カスタードスープのうどん

521 N. LA CIENEGA
WEST HOLLYWOOD, CA 90048 

HARAJUKU TAPROOM

Gyu-Harami (Beef Skirt) skewers seasoned with house tare | Photo courtesy of Harajuku Taproom L.A., Facebook

2017年にカルバーシティーにオープンした Harajuku Taproom は、東京・原宿発祥の人気和風パブのロサンゼルス支店です。原宿タップルームの看板メニューは、バラエティ豊かなラインアップの串焼き(牛肉に焼き鳥、海鮮、野菜など)に自家製餃子です。日本原産のレアなクラフトビール、15種類のベアードビールと2種類のベアード・リアルエールが楽しめるのも人気の秘密です。ぜひ足を運んでみてください!

4410 SEPULVEDA BLVD
CULVER CITY, CA 90230

KINJIRO

Seared uni at Kinjiro | Instagram by @victors_belly

金次郎は2015年に、リトル東京にある Honda Plaza 内の Sushi Gen の隣にオープンした高級居酒屋です。店内はモダンな空間になっていて、お酒とワインが壁沿いに綺麗に並べられています。壁にある窓からは、シェフの Yoshikazu Kondo さんがキッチンで腕をふるっている姿を見ることができます。当日のスペシャルは、床から天井まである長い黒板式メニューボードに描かれています。

金次郎では、ある種のサプライズを期待できるのが、人気の秘密となっているようです。伝統的なメニューもありますが、ほとんどのメニューはクリエイティブな創作メニューで、L.Aの美食家たちをもうならせています。素材の味を最大限に引き出すには、最高峰の技術と技が必要だということを、L.A市民もよく理解しているのです。オーナーの Jun Isogai 氏は、とてもフレンドリーで、お食事にマッチするお酒のアドバイスや、居酒屋の歴史、酒の文化についても快く語ってくれます。豆腐とウニを使った一風変わったアレンジ料理や最高級の神戸牛が楽しめる A5 Plus Kobe Beef、デザートにはほうじ茶のパンナコッタや黒ごまのムースなど、家庭では味わえない贅沢なメニューをご堪能ください。

イチオシメニュー:ポン酢ジュレでいただくウニとホタテ、ブルークラブのたたき、グリルした肉厚のプライムビーフ・タン(牛タン)、骨髄田楽、サーディンの天ぷら、ウニのリゾット、自家製揚げ出し豆腐、イカスミうどん、西京味噌といただくフォアグラのたたき

424 E 2ND ST.
LOS ANGELES, CA 90012

MTN

Peads & Barnetts pork bone shio ramen at MTN | Photo by Austin T, Yelp

2017年6月に Abbot Kinney にオープンした MTN は、人気店 Gjelina と Gjusta のシェフ、Travis Lett 氏(ジェームスビアード賞受賞経験者)が手がける話題のお店です。お店のサインはないのですが、Gjelina から数ブロックの場所にある、なんとなく薄暗く田舎風なデザインで店内スペースが細長いスタイルのお店を見つけたら、中に入ってみましょう。店内には共同テーブルと、バーがあります。ニュージャージー育ちでサーフィンが大好きという Lett 氏が居酒屋を開くとは、誰もが驚いたに違いませんが、実は大の日本好きだそうで、レストランのオープンには10年近くの構想期間があったのだとか。なんとその期間中、Lett 氏本人が日本で日本料理についてを学んでいた、という過去もあるのです。ちなみにGjelina では、15年間日本食レストランで働いた経験のあるシェフ(Pedro Akinoさん) と、20代半ばまで日本で暮らしていたという女性シェフ(Erika Aokiさん)がそれぞれシェフとして重要なポジションを任されています。

MTN では、納豆、赤味噌、キャベツキムチ、ラーメンの麺、豚骨スープなど、ほぼ全てのメニューが一から手作りされています。ドリンクリストには、ビール、焼酎、酒、ワインが並びます。心地よい音楽をバックに、美味しいお食事とクリエイティブなメニューを食べながら最高の時間をお過ごしください!ちなみに、ビーチが徒歩数分の場所にあります。予約は必要ないのでその日の気分で立ち寄ることができるのも魅力ですよ。

イチオシメニュー:Peads & Barnetts、とんこつ塩ラーメン、味噌とウォルナッツでいただく那須、海藻サラダ、Lone Moutainビーフのたたき、しいたけ餃子、ソテーしたオクラ、炉端焼き、エリカのピクルスプレート。

1305 ABBOT KINNEY BLVD.
VENICE, CA 90291

OSEN IZAKAYA

Uni risotto | Photo courtesy of Osen Izakaya, Facebook

Osen Izakaya は、L.Aでは有名な Matsushita、Tao Hollywood、そしてニューヨークの Masa で腕を磨いたDamon Min Cho シェフ(兼オーナー)が手がける親しみやすい居酒屋で、2017年6月にオープンしました。シルバーレイクのストリプモール内にある、Silver Lake Ramen の隣にオープンしたのですが、Sunset Boulevard 沿いにあるのが嘘のように、店内は、別世界となっています。田舎風の伝統的なジャパニーズスタイルのインテリアは、日本人にとっては落ち着く空間であるとも言えるでしょう。メニューには、寿司と刺身を始め、日本のソウルフードとも呼べる丼や鍋、照り焼きチキン、とんかつにうどんなどがラインナップしています。お店のイチオシは、串焼きと、シーフードや野菜の小鉢メニュー、伝統的な前菜に、大人数でシェアできるメニューなどです。ドリンクセレクションには、日本産のクラフトビールに酒(ボトル注文)、ワイン(グラス注文)そしてハウスシャンパンが揃っています。自家製デザートも大変美味しいのでぜひお試しください。オススメはココナッツ抹茶ケーキです! 

イチオシメニュー:Salsa Amberjack(カンパチのサルサ)、ロックシュリンプ、味噌でいただくナス(ナス田楽)、お好み焼き、スズキ、カリフラワーの唐揚げ、梅とオヒョウのメニューです。

2903 SUNSET BLVD
LOS ANGELES, CA 90029

RBTA

Negima (chicken thigh) and scallion yakitori | Photo courtesy of RBTA, Facebook

2017年7月、Highland Park にある Cafe Birdie の隣にオープンした RBTA は、アジア諸国のバラエティ豊かな居酒屋メニューを提供する、今話題の新生居酒屋です。店を仕切っているのは、シンガポール生まれの Justin Baey シェフです。これまでに、Ricardo Zarate の Mo-Chica や Picca といったレストランで腕を磨いてきた Baey シェフですが、RBTA では、Allen Wong (Silver Lake の Fat Dragon のシェフ)と David Tewasart (Baey シェフがヘッドを勤めていた Grand Central Market’s Sticky Rice のシェフ)とタグを組み、様々なメニューを展開しています。イチオシとなっているのは、日本から輸入した炭で焼いた炉端焼きと串焼きです。そのほかにもご飯系や麺類、シーフードやサラダなどの小さなプレートメニューも多数存在します。ドリンクセクションには焼酎や酒、酎ハイ、日本産のビールなどが並びます。どれもお食事との相性は抜群です。店内の壁には鮮やかなブルーノタイルが敷き詰められ、細長いスペースには白いカウンターとスツール、ベンチ、テーブルが並びます。スタイリッシュで、洗練された雰囲気が魅力の人気店なので、お出かけの際は予約を強くお勧めします。

イチオシメニュー:カレー・ライスボール(カレーおにぎり)、カニコロッケ、うなぎの炒めし、ハマチの刺身、ウニのパスタ、ネギまの串焼き、カニとアヴォカドのトースト。

5629 ½ N FIGUEROA ST.
LOS ANGELES, CA 90042

SHIBUMI

Miyazaki A5 wagyu at Shibumi | Instagram by @greg_inga

日本人でない方が、Shibumi に足を運んだとしたら、「モグリのバーにきてしまったのでは?」なんて勘違いする方もいるかもしれません。Shibumi には看板などはないので、お店のフロントにある抽象的なハスの形をした琥珀色の窓が目印となります。ある意味、日本人であればすぐに「日本料理店だ!」と分かる、侘び寂びを感じさせる作りが特徴となっています。細長い、ミニマリストスタイルのスペースには、樹齢400年という重厚感あるヒノキを使用したバーと、15席の座席が用意され、周りにはスタイリッシュなウッドテーブルが並びます。奥の棚には、日本産のウィスキー、酒、リキュールが並べられ、なんとも美しい陶器のコレクションが飾られています。店内のデザインは「禅」をモチーフにしているようにも思えますが、かかっている音楽は、ロックに近いのも対照的で面白いです。

シェフでオーナーでもある(共同経営者)David Schlosser 氏曰く、2016年6月にオープンした Shibumi は、日本でいう「割烹」であるのだそうです。通常の居酒屋とは違い、彼は全ての料理を、お客さんの前で、その場で準備し、調理します。卓越した技術のある職人のみぞ、できる技かもしれません。Schlosser シェフは、これまで L`Orangerie、Urasawa、そして銀座すし好で腕を磨いてきました。その後、様々な有名シェフの弟子となり、日本で、アメリカ大使の専属シェフとしても活躍していました。Schlosser シェフの料理は、他の居酒屋とは一線を画すとも言えるでしょう。アラカルト($40~でドリンクとのペア)、または「おまかせメニュー」($90〜)をオーダーしてください。ちなみに、Shibumi は、アメリカ国内で、神戸牛協会より、本物の神戸牛を使用していると認定された、数少ないレストランの一つとしても知られています。

イチオシメニュー:お任せメニュー、ホルスタインビーフ、宮崎A5和牛、おにぎり、絹の卵豆腐、日本産の鯛。

815 S. HILL ST.
LOS ANGELES, CA 90014

SOREGASHI

Black back sole and broiled king crab legs | Photo courtesy of Soregashi

Soregashi は、2016年8月に、ハイランドとサンタモニカの角にあるストリップモールにオープンしました。(Trejo`s Coffee & Donuts の裏)シンジ・スギシタシェフとビジネスパートナーのカワダ・ツヨシ氏が手がける Soregashi では、季節ならではの旬の食材を使用した「和食」を提供しています。寿司のメニューもあり、それなりの価格の「おまかせメニュー」が存在します。

ディナータイムオンリーの居酒屋メニューには、焼き物や揚げ物、日本風タパスや蕎麦などのメニューがラインナップしています。自家製の絹豆腐は人気の高い一品です。L.Aにいながら、本格的な日本料理を楽しめると、地域住民からも愛されるお店となっています。しめには、お茶漬け、おにぎり、または蕎麦をオーダーしてみてください。日本酒に日本産のビール、ワインなどもおすすめですよ。実のところ、Soregashi は「居酒屋」ではないかもしれないですが、居酒屋スタイルのメニューも多数存在しており、かなり楽しめるという点では、「居酒屋」のカテゴリーに入ってもおかしくないお店なのかもしれません。

イチオシメニュー:なす田楽、和牛のたたき、キングクラブと豆腐、自家製エビシュウマイ、黒豚、グリルした黒ダラ味噌風味、クリスピーな地鶏チキン

6775 SANTA MONICA BLVD
LOS ANGELES, CA 90038

TSUBAKI

Sake-marinated foie gras terrine at Tsubaki | Photo by Karen Young

Tsubaki は、2017年2月、Charles Namba シェフとソムリエの Courtney Kaplan が、Echo Park にオープンした、35席のモダンな居酒屋です。35席のうち、6席はキッチンを見渡すことができ、ストリート側に面した6席は、窓越しにサンセット・ブルバードを一望することができます。カジュアルな店内には、テーブルと残りの椅子(座席)が並び、とても賑やかな雰囲気となっています。ジャパニーズ・アメリカンである Namba シェフは、実は Thomas Keller の Bouchon など、名門フレンチで腕を磨いてきた逸材なんです。Tsubaki では、フォアグラをはじめとする高級素材をジャパニーズスタイルにアレンジした、最高に美味しいメニューを堪能することができます。また、Bestia や Domaine L.A といった名店で活躍していた輝かしい履歴を持つ ソムリエの Kaplan さんは、造り酒屋のクラフト酒をフィーチャーした、なんともクリエイティブなドリンクメニューを作りました。ビール、焼酎、フレンチワインなどもラインナップしているので、お好みのドリンクと一緒にお食事をお楽しみいただけます。お酒はトックリで提供され、おちょこはお好きなものを選ぶことができます。

メニューは、冷菜、蒸し料理、揚げ料理、焼き物、ご飯もの、麺類、スイーツ、といったセクションごとに分けられています。カレー蕎麦やすき焼きなど、シェアするのにぴったりなメニューも多数あります。毎日午後5時半から7時までは、ハッピーアワーとなっていて、お手頃価格でお料理を楽しむことができます。Japanese Dodger Dog など、L.Aならではの面白メニューも存在しますよ。ブリオッシュバンにチキンソーセージとゆずスロー、ししとうをトッピングしたメニュー(バターミルクオニオンリングと一緒にサーブされます)もオススメの一品です。どのメニューも美味しいので、外れることはありません。お食事の最後には、ほうじ茶パフェをオーダーするのをお忘れなく!一度食べたら忘れられない至極の一品です。

イチオシメニュー:酒でマリネしたフォアグラテリーヌ、茶碗蒸し唐揚げ、コーンクリームクロケット、つくね、豚の生姜焼き

1356 ALLISON AVENUE
LOS ANGELES, CA 90026

OPENING SOON

ニューヨーク、ラスベガス、マイアミに店舗を展開しているスタイリッシュな人気居酒屋店、Zumaが、ダウンタウンのManuel/Hauser& Wirth Gallery の隣(L.A Arts District)に8000スクエアフィート(およそ224坪)をほこる新店舗を建築中です。オープンが待ち遠しいですね!

ロサンゼルスにあるオススメの居酒屋をご紹介してきた今回の特集、いかがでしたか?ぜひこの機会に、L.Aならではのスタイリッシュな雰囲気が魅力なizakayaに足を運んでみてくださいね!

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