リトル・トーキョーでオススメのグルメ TOP 5

Sambal Tasting at Kasih | Photo by Joshua Lurie

人々がリトル・トーキョーに少しずつ集まるようになった1885年頃、そこで一番最初に始まったビジネスは、Kame と呼ばれるレストランでした。農業をやろうと日本から移住した人々と、1906年にサンフランシスコを襲った大地震による大規模な日系人の移住によって、アメリカ最大の日系コミュニティが生まれました。そんな、リトルトーキョーは、L.A.屈指のグルメなエリアとして知られており、日本食に限らず様々なスタイルのレストランが軒を連ねています。どのレストランもレベルが非常に高く、美食家たちがこぞって通っていることでも有名なんです。今回は、そんなリトル・トーキョーで人気のメニュー Best 5 をご紹介したいと思います。

Property of Discover Los Angeles
Chashu Hash Skillet at JiST Café | Photo by Joshua Lurie

JIST CAFE

JiST Café を経営する石井さん家族は、70年以上に渡って、リトル・トーキョーで料理を提供し続けています。ビジネス・パートナーの Caroline Shin とチームを組んで、East West Players theatre の隣の彼のスペースは、ブレックファーストとランチのレストラン、JiST Café へと生まれ変わりました。カウンターで注文して、リクレームド・ウッドの壁が特徴的なダイニング・ルーム、または、レンガ造りのパティオでお召し上がりください。人気メニューは、キャラメル色の脂ののったチャーシューに半熟卵とカリカリのブレッド・ポテト、ペッパーがトッピングされた Chashu Hash Skillet です。ぜひ一度足を運んでみてくださいね!

116 JUDGE JOHN AISO ST. LOS ANGELES, CA 90012

Property of Discover Los Angeles
Yuzu Pepper Chicken at Izakaya Fu-Ga | Photo by Joshua Lurie

IZAKAYA FU-GA

Izakaya Fu-Ga (風雅)は、2010年にオープンした、東京の雰囲気を醸し出す地下にある居酒屋です。店内ではジャズが流れており、壁に描かれた木の枝や、黒の長椅子、そして、ピンクの大理石風バーが、落ち着いた雰囲気を演出しています。Broiled yuzu pepper chicken (柚子胡椒チキン)は、人気メニューの一つ。炭火で焼いた、皮付きもも肉を、ピリ辛の柚子胡椒とテリヤキソースをかけてネギとカリカリのパン粉をまぶした一品。是非一度お試しください!

111 S. SAN PEDRO ST. LOS ANGELES, CA 90012

Property of Discover Los Angeles
Sambal Tasting at Kasih | Photo by Joshua Lurie

KASIH

Kasih は、リトル・トーキョーのAVAアパートメント内に入っているモダン・インドネシアン・レストランで、店名の Kasih はインドネシア語で "Love"という意味だそう。シェフの Zachary Hamel氏は、ジャカルタを拠点に活躍する有名シェフ Vindex Tengker と共に立ち上げました。オープンキッチンが特徴的な店内は、天井に多数のランタンが飾られており、明るい印象。ここに来たら、まずは、Kasih オリジナルのサンバル・テイスティングをお試しください。サンバルとはインドネシア料理に使われる、酸味調味料。チリソースの一瞬で、辛いものから甘いものまで様々な味があり、Kasih ではオリジナルのサンバルソースを味わうことができます。マイルドなものからスパイシーなものまで5段階の異なるスパイシー・ディップが並びます。

Sambal nanas は、パイナップル、チリ、ニンニク、ライムジュースを組み合わせたソース。 鮮やかな Sambal Tomat は、 トマト、唐辛子、エシャロット、レモンバジル、ライムジュースのソース。。 Sambal hijau は、ピリッとするトマティーヨに青唐辛子、エシャロット、カフィアライムの皮をブレンドしています。 Sambal terasi は、炒めたえびのペーストに、フレズノチリをローストしたものとトマトが合わせられてうま味が引き出されています。 Sambal dabu dabu は、エアルーム・トマトに、エシャロット、レモンバジル、バーズアイ・チリを加えたもの。Sambal には、パンチの効いたターメリックのピクルス、ディップ用のインドネシアン・クラッカー(海老味、にんにく味、ピーナツ味、ポピーシード味)、とシェフのオリジナルメニューである、ピーナツとスパイスの効いたカシューナッツ (Cashew Brittle)、ライムリーフとあげたエシャロットが添えられた "Zach Snack" とともに提供されます。日本でも珍しいインドネシア料理、お近くにこられた際には、非、お試しください!

200 S. LOS ANGELES ST. LOS ANGELES, CA 90012

Property of Discover Los Angeles
Grilled Thick-Cut Beef Tongue at Kinjiro | Photo by Joshua Lurie

KINJIRO

Isogai Atsushi 氏は、Kondo Yoshikazu 氏と共に、今、リトル・トーキョーのホンダプラザで最も注目されているレストラン「Chaya Venice」のオープニングシェフです。 お店の名前は、二宮金次郎に由来してつけられています。こちらの小さな居酒屋では、高級な食材を使った居酒屋創作料理を提供しています。 まず、その日のおすすめメニューから注文してみましょう。そして、一番のおすすめメニュー、表面をさらっと焼いて、中は美しいロゼ色の厚く切られた牛タンを、海塩とネギと一緒にお召し上がりください。

424 E 2ND ST. LOS ANGELES, CA 90012

Property of Discover Los Angeles
Vongole Udon at Marugame Monzo | Photo by Joshua Lurie

MARUGAME MONZO

Marugame Monzo は、店内でうどんの製麺過程を間近で見れる事もあり、ローカルや他の国からの観光客にも人気のお店です。丸亀で修行を積んだ九州出身のオーナーが、温度や湿度に十分に注意しながら、うどん粉と塩と水を混ぜ合わせます。オススメのボンゴレ・うどんは、ディナータイムのみに提供されているお店で人気のあさりの入ったうどんです。椎茸、鰹節、昆布、いりこで出汁をとった旨味たっぷりのスープに、大きなあさりが加わったメニューで、バター、酒、白ワイン、唐辛子と、細かく刻まれたネギと海苔がこちらのメニューの決め手の味となっています。他にも様々なメニューがあるので、ぜひこの機会にいろいろとトライしてみてください!日本では味わえないめずらしい味に巡りあえるかもしれないですよ!

329 E. 1ST ST. LOS ANGELES, CA 90012