L.Aの新生イタリアンレストラン、トップ10をご紹介！（後半）

今L.Aで最も注目されている、新生イタリアンレストラン: トップ10をご紹介している今回の特集、後半も魅力満載のお店が登場しますので最後までどうぞお見逃しなく！

Brentwood にはイタリアンレストランが多数ありますが、その中でも他の店と違った輝きを放っているのがこちら、Pizzanaです。Sprinkles Cupcakes の創業者、Candace さん＆ Charles Nelson さんが Chris ＆Caroline O`Donnell さんとタグを組みオープンさせたPizzana は、ナポリタン・スタイルのピザが楽しめるピザ屋です。店内には、ブラックタイルでできたウッドオーブンのある風通しのいいダイニングルームがあり、屋外には可愛らしいパティオもあります。腕を振るうのは、ナポリ出身のシェフ、Daniele Uditi さんで、2日間寝かせて発酵させた特性の生地を使ったピザは、最高に美味しいと評判です。オーガニックのストーングラウンド（石でひいた）の小麦粉とSan Marzanoトマト、特性モッツアレラチーズ（fior de latte mozzarella）は、すべてイタリアから直輸入されています。伝統的なマルゲリータはもちろんのこと、他店とは一風変わったトッピングのピザも、最高に美味しいのでおすすめです。リッチな刻みビーフと濃厚なグレービー、fior di latte、パルメジャーノ・クレーマ、バジルがトッピングされた Pignatielloや、パルミジャーノ・レッジャーノとクラックペッパーをフィーチャーした限定メニュー、special cacio e pepeなどは、一度食べたら忘れられない至極のメニューです。前菜では、ポーク、ラム、またはビーフのミートボールや、キャラメル色に焦げたアーティチョークとフライしたベイビーアーティチョークにトーストしたパインナッツ、パルミジャーノ、レモン風味のソース（citronette）をあえたメニューなどが人気を集めています。オーナーがカップケーキ屋さんも手がけているということで、Pizzana ではデザートメニューもとても充実しています。イチオシの torta al cioccolato は、リッチなチョコレートガナッシュがぬられた濃厚なチョコレートオリーブオイルケーキに、ヴァニラアイスクリームとビスケットのクランブル（細かく砕いたもの）が添えられサーブされる、なんとも贅沢なドルチェです。ぜひ一度お試しあれ。

11712 SAN VICENTE BLVD.
LOS ANGELES, CA 90049　

The Ponte は、2017年にオープンしたスタイリッシュなイタリアンレストランです。有名レストラン、Terrine の Stephanie Bombet さんが、ニューヨークを拠点に活躍するシェフ、Scott Conant シェフとタグを組み、オープンさせました。パティオにはジャワ島のビショップツリーがあり、ムード満点のセッティングでお食事を楽しむことができます。店内エリアもスタイリッシュで素敵な雰囲気にまとめられており、居心地がとてもいいと評判です。室内のシャンデリアは、ミッドセンチュリー・スタイルもので、乾燥スパゲッティを彷彿とさせる斬新なデザインとなっています。自家製パスタが看板メニューのお店なので、意図的に取り入れたのかもしれません。ちなみに、Conant シェフを有名にしたスパゲッティ・アル・ポモドーロはマストですよ。その他にも、ネジ型のパスタとクラム、フレスノチリ、チェリートマト、バジル風味のブレッドクラムをあえた Black torchietti や、ウッドローストしたエビをイタリアのからブリアンチリバターで味付けし、イカスミのリゾットにトッピングした一品、ヴィール＆ポークミートボールなど、一度食べたら忘れられないメニューが多数ラインナップしています。バーテンダー、Ryan Wainwright 氏のこだわりのカクテルも要チェックですよ。

8265 BEVERLY BLVD.
LOS ANGELES, CA 90048

Sotto で長年腕をふるってきたシェフ、Steve Samson シェフと妻の Dina さんが手がける Rossoblu は、Steve さんのお母さんの出身地、ボローニャに敬意を込める形でオープンしたレストランです。ダウンタウンL.Aに新しくできた City Market South に位置するこちらのお店には、フロントに涼しげなパティオがあり、店内のダイニングルーム（ゴージャスな壁画とオープンキッチンがある）へとつながっています。また、アーモンドウッドを燃料として使っている囲炉裏があり、とてもいい香りが店内を満たしています。ブラウンバター、セージ、パルミジャーノ・レッジャーノ、レモン、ブレッドクラムをまぶした、なんとも贅沢なオイスターや、ボローニャスタイルのパスタディッシュなど、美食家たちを唸らせるメニューが目白押しです。小さく切ったポーク、チキン、モルタデッラ、プロシュート・ディ・パルマ、パルミジャーノレッジャーノのダンプリング（団子）をビーフとチキンのスープに入れ、パルミジャーノレジャーノをたっぷりとトッピングした Tortellini en brodo は、一度は食べておきたい名物メニューです。ビーフとポークを使用した濃厚なシチューがたまらない、Nonna`s Tagliatelle al raga Bolognese も美味しいですよ。メインメニューはかなりボリュームがあるので、グループでシェアするのがおすすめです。クリスピーな皮とジューシーな肉がたまらないローストポークや、甘くグリルした Santa Barbara spot prawn も絶品です。デザートには Westin`s chocolate torta をどうぞ。しっとりとしたカカオケーキに、ブラックベリージェラート、メープルヘーゼルナッツ、フルーティーなマダガスカル産チョコレートをコーティングした、最高に美味しいデザートです。

1124 SAN JULIAN ST.
LOS ANGELES, CA 90015　

Union は、Bruce Kalman 氏と Marie Petulla さんが手がける、シーズナル（季節の旬の食材を使った）なイタリア料理を楽しむことのできる、アットホームなイタリアンレストランです。メニューリストの一番下にはキッチンで働くすべてのシェフの名前が記載されており、訪れる人に親近感を与えます。ダイニングルームの黒板メニューには、地元のファーマーやマーケットの名前など、購入元の記載があり、パスタの種類もイラストを交えて丁寧に描かれています。ペコリーノ・ロマーノとブラックペッパー、jiggly 63-degree の卵をあえた cacio e pepe style で調理された 自家製 bucatiniは、最高に美味しいと評判のヒットメニューです。San Marzano トマト、ガーリック、そしてフレスコ・チリが決め手のスパゲッティ、Spaghetti alla chitarra もおすすめの一品です。パスタ以外にも、オーソドックスなサラダや、ストーンフルーツをローストし、クルトンや dukkah、ピリッとしたフレーバーのクレムフレイシェ＆ポピーシード・ドレッシングをかけたユニークなベジタブル・ディッシュ、ローストしたチキンやラムチョップ、クリスピーな皮が魅力の porchetta など、バラエティ豊かなメニューを楽しむことができますよ。

37 E. UNION STREET PASADENA, CA 91103

Uovoは、Sugarfish、そしてKazunoriの共同経営者として知られるLele Massiminiさんと Jerry Greenbergさんが手がける話題のレストランです。スタイリッシュな店内には、レストランKazunoriを思い出させる、再利用したウッド素材を利用したオープンキッチンと長いカウンターがあります。Uovoの看板メニューは、新鮮で鮮やかな黄身が特徴の卵を使用した、ボローニャ産のカットパスタを使ったメニューです。ローマ、ボローニャ、クラシックと、3種のスタイルの違うメニューを提供しています。ボローニャスタイルの tagliatelle al ragúは、アルデンテのパスタと粗挽きポークとビークのソースが絶妙にマッチする一品です。小さいビーフとポークのトルテリーニ（ラビオリの一種）がベジタブル、チキン、そしてビーフのダシが効いたスープに浸されたTortellini in brodoも美味しいですよ。太いスパゲッティのようなパスタ、Tonnarelliは、ペコリーノとプラックペッパーのリッチなブレンドソース、cacio e pepeと相性抜群です。クラムとレッド・チリペッパーが特徴の Tonnarelli alle vongoleは、オーナーのMassiminiファミリー伝統のレシピを使った贅沢な一品です。リコッタチーズやフレッシュなアーティチョーク、種類豊富な肉をつめた、バラエティ豊かなラビオリも人気を集めています。ぜひお試しください。

1320 2ND ST., STE A
SANTA MONICA, CA 90401

L.Aの新生イタリアンをご紹介してきた今回の特集、いかがでしたか？どのレストランのメニューもそれぞれにとっても美味しいので、ぜひ足を運んでみてくださいね！