LAのベスト「東南アジアヌードル」！

「麺」と言えば、どの文化でも欠かす事の出来ない食材ですね。日本では有名ラーメン店の前に何時間もの行列ができ、欧米では勉強に忙しい学生が夜食のお供としていただく。二日酔いの次の日や、なれない海外生活でホームシックになった時など、「麺」は時に癒しも与えてくれます。

もちろん、LAには数多くの「麺」を提供するレストランがあるわけですが、日本、中国はもちろん、ベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマーなど東南アジアの「麺」も豊富です。今回はそんな東南アジアの麺料理が味わえるおすすめのスポットを紹介します。チェキラ！

こちらのカンボジアレストランはチャイナタウン内の隠れスポットです。自家製ヌードルは朝食にぴったりの一品。豚だんごと豚の挽肉、豚の腎臓、えびがバランスよくちりばめられています。スープなし、でも注文する事が出来、その場合は調味料に絡まったドライな麺と一緒に豚足のスープがサーブされます。こちらのメニューには黄色の細麺がベストマッチ。ポークワンタンも弾力があり、おすすめの一品。万が一麺をオーダーしない場合でもカンボジアン・ねぎケーキ、やカンボジアンスタイルのステーキ＆ライスなど、おすすめのメニューが盛りだくさんです！

Pa Ordのスペシャリティーは中華風ビーフヌードルをベースにタイのフレーバーを加えた一品、タイ・ボート・ヌードルです。タイでは実際にボートの上で売っていたそうで、名前の由来はそこからだそうです。スープは豚の血や５種のハーブ、タイのシーゾニングなど、独特の素材で出来ていて、素揚げした豚の腹肉、豚の血をキューブ状に固めた物、豚の胃と腎臓が盛りつけられサーブされます。割と小さいポーションでサーブされるので、何種類か味の違う麺、また麺以外のメニューを頂く事が出来るのも魅力です。ご注意頂きたいのは「スパイシー」はかなり辛い、と言う事。「マイルド」を頼んでもピリッとするので辛さの調節にはお気をつけて！

こちらはオーソドックスなタイ料理はもちろん、イーサーン・スペシャル、といったタイ王国、ラオス近くのイーサーン地区に特化したメニューが味わえるレストランです。足を運んだ際には是非イーサーンスペシャルをオーダーしてみて下さい。中でも「 khanom jin namya」という麺料理はラオス産の魚とココナッツミルクで出来たスープヌードルで、絶品です。自家製魚ペーストの入ったスパイシーカレーも最高で、タイの細麺の上にハーブやもやしと一緒に盛りつけられています。その他のメニューもどれも美味しいので是非お試しあれ！

タイ、チェンマイの料理を提供するこちらのお店、柔らかいチキンと麺が濃厚でこくのあるココナッツカレーと良く絡み、中華風ピクルスとシャロットがバランスよくトッピングされた最高のカオサイとうメニューを提供してくれます。こちらのお店はモール街にあり、お手軽に立ち寄る事が出来るのも魅力です。ボリューミーで大満足の一品を是非お試しあれ！

北ミャンマーの麺であるシャン・ヌードルが味わえるのがこちらのお店です。お米の麺とチキンとスパイスというシンプルなメニューですがトッピングされたフライド・ガーリックとピーナッツがコクとフレーバー、旨味を与え、よりいっそう美味しく頂けます。是非一度おためしを！

「神戸牛のフォー」と言えば、高級なイメージがありますが、こちらNoodle Guyではリーズナブルな価格で、最高「神戸牛のフォー」を頂く事が出来ます。オーナーは、絶品スープを作る為、毎日２５パウンド（１２キロ近く）ほどの神戸牛の骨を仕入れているのだとか！ベトナム北部のスタイルを取り入れた麺とスライスされた柔らかい神戸牛はまさにベストマッチ！ひと味違ったフレーバーを楽しむには、１０種類以上のハーブやスパイスなどが配合された自家製サテー・チリソースをオーダーして。旨味を最大に引き出す魔法のソースは、病みつきになる事間違いなしですよ！

Nha Trangが提供する『bun bo hue』は独特のアロマとフレーバーがたまらないレモングラスのヌードルスープです。柔らかいビーフ、豚の血のキューブ、豚足が入ったスープの上にはバジルやミントと言ったフレッシュなハーブが盛りつけられています。味もサービスも最高です。黄色の麺と豚とエビのスープの『mi quang』やカニ・ポークとトマト・ディルのバーミセリスープ、『bun rieu』もおすすめですよ。

サイゴン・スタイルの麺と言えば濃いめのスープにちょっと強めのフィッシュソースのフレーバーが特徴です。Pho Huynhのスペシャルは『pho bac』ー「北のフォー」です。こちらの麺は何とも言えないアロマを放ちサーブされる、癒しのスープとでも呼ぶべき一品。コクのあるスープと麺をを５感で楽しんで！

先ほどのお店Pho Huynhからそう遠くない場所にあるのがこちらのお店Pho Filetです。店名のFiletはヒレ肉野「ヒレ」にあたるそう。こちらのお店もベトナム北部の麺を提供しているのですが、お肉は他のお店と比べ断然柔らかく、香りも素晴らしい仕上がりになっています。牛のフレーバーがしみ込んだスープにショウガの香りが漂う、パンチの効いた一品です。煮え過ぎになってしまう可能性のあるお肉はスープに入れずにお皿に取り分けてサーブしてもらうのがおすすめです。香りの強いスープ、お肉を好まれる方にはベストなお店と言えるでしょう。

Kim Kee Noodleはアメリカ人がドーナツやコーヒー、パンケーキを頼む感覚で、一日を通して色々なお客が、お粥やヌードルを頼んでいます。「老板麵」はこちらのおすすめで、特別に輸入された中華麺に中華エビの旨味の効いたスープが最高の一品です。一緒にサーブされる赤酢、白ペッパーはマスト！一度食べたら忘れられない味になります！他にも、「潮式牛腩麵」や豚の腎臓をジンジャーとタマネギでソテーした一品など、麺のみならず、おすすめの料理が多数あります。

１０年前、こちらのオーナーは「肉」を断ち、トライアスロンとマラソンのトレーニングに打ち込む事を始めたそうです。「肉」は断つことができても、彼のオリジンであるベトナム料理そのものを断つのは不可能だったそう。そこで考え、出来たのがビーガン・バージョンのベトナム料理をサーブするこちらのレストラン。豆腐がベースとなったポークロールやビーガン・ピーナツソースなど、ヘルシーながらも旨味の詰まった料理を提供しています。お店おすすめの「House Special Noodle」は通常、豚骨、乾燥イカ、フィッシュソースで作るスープを大根やヤム等で代用して作ったまさにスペシャルな一品。ヘルシー思考のかたには最高におすすめのお店です。

ロングビーチには小さなカンボジアタウンがあります。こちらのフレンドリーなお店は、来る人をアットホームな空間でおもてなしする人気店です。ここでも、New Kamuraと同じく、カンボジアの代表的な麺料理、Phom Penh Noodleを頂く事が出来ます。ここでは麺と一緒に豚足スープがサーブされます。麺のお供におすすめなのが、中華風ねじりドーナツ。甘くないのでスープにつけて頂くのが通です。人気店とあって待たされる事も多いですが、待つかいのあるお店です。

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カンボジア料理は中華料理、ベトナム料理、タイ料理のミックスと言われています。Terri`s Kitchenはチャイニーズ・ファストフード店として人気のお店ですが、何が特別か、と言えば、ここでしか食べられないユニークなカンボジア料理も提供している、と言う事でしょう。カンボジア料理ファンには隠れたおすすめスポットなのです！カンボジア料理の他にも香港スタイルのビーフ麺やグレービーライスヌードルなど珍しい料理をオーダーする事が出来るので是非一度足を運んでみて！

以上、LAのオススメ麺料理でした！次回もお楽しみに！