LAで観られるスペース・シャトル「エンデバー」!

写真提供:Leroy Hamilton
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NASA のスペース・シャトルのプログラム(公的には Space Transportation System と呼ばれています)は、アメリカ政府によって1981年から2011年まで行われていました!スペースシャトルは、他の星に着陸可能な有人飛行を可能にする唯一の宇宙船で、使い捨てではない唯一の宇宙船でもあります。スペース・シャトル「エンデバー」は、このプログラムが産み出してきた宇宙船の5番目である最後のシャトルになります。

20114月に、NASA は「カリフォルニア・サイエンス・センター」に「エンデバー」を展示すると発表しました。

 

さあ、LAにエンデバーを観に行きましょう!今回は、エンデバーに関連する展示の見所10点を紹介していきます!!

1. NASA SPACE CAPSULES

写真提供:Daniel Djang

まずエンデバーを観る前に、‘Air and Space Gallery’ NASA space capsule を体験しましょう!1961年に、Mercury-Redstone 2 と呼ばれるカプセルは「ハム」と呼ばれるチンパンジーを乗せて宇宙へ飛び出しました。これは、有人飛行への準備として企画されました。Gemini 11 と呼ばれるカプセルは、Pete Conrad Dick Gordon によって1966年に宇宙へ行きました。あの有名な「アポロ計画」に使われたカプセルもあります!

2. ENDEAVOUR TIRES

写真提供:Leroy Hamilton

この展示では、エンデバーに実際に使われたタイヤに触れることができます!タイヤには、最後の着陸の際にできた摩擦の跡が残っています。これは、201161日にケネディ宇宙センターの滑走路に着陸した際の跡です。大部分の宇宙船に使われるタイヤのように、このタイヤにも窒素が使われています。これは離着陸や宇宙での飛行の際に伴う急激な温度変化に耐えるためです。

3. SALLY RIDE CURTAIN

写真提供:Daniel Djang

センターによると、最もよく聞かれる質問は「宇宙飛行士はどのようにトイレに行くのですか?」というものだそうです。その答えは、Waste Collection System と呼ばれる宇宙船用のトイレがあるのです。これは、ハイテクな掃除機のようなもので、スペース・シャトルの中間に置かれています。この展示では、‘Sally Ride Curtain’ を探してみてください。これは Challenger と呼ばれるスペース・シャトルの乗組員になった女性初のアメリカ人飛行士のニックネームにちなんで名付けられました。

4. Rocketdyne Operations Support Center (ROSC)

写真提供:Daniel Djang

スペース・シャトルの打ち上げはこれまで全て、ロサンゼルスにある Rocketdyne Operations Support Center (ROSC) でモニターされました!ROSC の技術者たちは、スペース・シャトルの発射時と最初の8分半の間、主エンジンを遠隔でモニターしていました。スペース・シャトルが軌道にのるまで、気圧や気温などをチェックしていたのです。ROSC の全体が、ここカリフォルニア科学センターで展示されています!

5. Tortillas in the Galley

写真提供:Daniel Djang

「エンデバー」の宇宙飛行士はガレー  (galley) と呼ばれる特別なキッチンを使用していました。ガレーには給水機やオーブンが備え付けられています。ここカリフォルニア技術センターで展示されているガレーは Shuttle Orbiter Repackaged Galley と呼ばれ、「エンデバー」にも搭載されていました!宇宙飛行士が好んで食べた料理は、南カリフォルニアで人気のトルティーヤです!ボロボロっと崩れないのが理由だったようです。

6. Transfer Order

写真提供:Daniel Djang

宇宙飛行士の視点から「エンデバー」で行われたミッションを経験したければ、チケットを購入することで操縦席に座ることができちゃいます!この操縦席の近くには Endeavour transfer order が飾られており、リフォルニア科学センターの長である Jeffrey Rudolph の署名があります。が NASA から「エンデバー」を譲り受けたことを示しているのです。そして、「エンデバー」の機体の価値に注目してください。なんと198千万ドルにもなります!

7. SPACEHAB

写真提供:Daniel Djang

SPACEHAB は宇宙飛行士たちが生活したり作業したりする部屋の一つで、「エンデバー」でも使用されていました。SPACEHAB は技術者であり企業家でもある Robert Citron によって、ツアー客が宇宙を旅することを想定して発明されましたが、NASA はこのような用途を認めませんでした。SPACEHAB の中では気圧が調節されているので、宇宙飛行士たちは宇宙服を着ずに作業をすることができました。

8. Space Shuttle Main Engine (SSME)

写真提供:Daniel Djang

スペース・シャトル主要エンジン (Space Shuttle Main Engines)  は未だに世界で最高峰のロケットエンジンであるとされていますが、この主要エンジンはロケット・ブースターとともに機体を発射台から宇宙へと送り出しました。三つの主要エンジンは外部のタンクから供給される推進燃料を燃やし、105万ポンド以上の推進力で機体を打ち上げました。この時に発生するエネルギーは、なんとフーバーダム13個分の出力にも相当しました。

9. "Backwards" U.S. Flag

写真提供:Daniel Djang

 「エンデバー」の右側の機体に描かれているアメリカ国旗をご覧下さい。注意深い人は、これが「後ろ向き」になっていることに気づくでしょう。これは、伝統的に、国旗の青い箇所は常に風が吹く前方方向を指していなければならないからです。それは、あたかも国旗が風の中で旗竿の上で飛んでいるかのようにです!エアフォースワン(大統領専用機)などの多くの航空機でも、国旗はこのように後ろ向きに描かれています。

10. Mission 26 Banner

写真提供:Daniel Djang

「エンデバー」がケネディー宇宙センターからカリフォルニア科学センターまで運ばれた時、それは Mission 26: The Big Endeavour と呼ばれました。極めて大規模な配送作業が細心の注意を払って行われ、機体は2012921日に無事ロサンゼルス国際空港に到着しました。そして、1011日から14日にかけてカリフォルニア科学センターまで12マイルの道を旅しました。この歴史的に有名な「エンデバー」の旅を記念して Mission 26 の横断幕が作られ、ここカリフォルニア科学センターに飾られています! 

以上、宇宙、NASA、スペースシャトル好きにはぜひ訪れて頂きたいスポットでした!

 

次回をまたお楽しみに!