LAで絶品飲茶に舌つづみ！（前編）

朝食やブランチとして人気のある『点心』は世界中で愛される広東料理の代表メニューです。その点心を中心に頂く「飲茶」は、シルクロードが始まった頃から伝わる伝統的な料理だということ、ご存知でしたか？LAには「本場よりおいしいんじゃない？！」と言われる飲茶レストランが数多く存在します。

そんな中でも、今回は選りすぐりの飲茶レストランをピックアップしました！

San Gabriel Valleyにはテイクアウトができる飲茶店が多くありますが、多忙で時間のない方におすすめなのがCapital Expressです。豊富な品揃えの中でもオススメは蒸し料理と揚げ物。特にチャーシューの入ったChar siu kreplachsはさくさくとした食感で病みつきになり、カクテルバンは老若男女、飲茶初心者にも人気のメニューです。また忘れてはならないのが「チキンフィート（鶏の足の点心）」です。スパイシーで食べ応えがあると話題のメニューですよ！

CBS Seafoodレストランは、San Gabriel Valleyで最も食べやすいといわれる鶏の足を提供することで知られています。マリネして蒸されたぷりぷりのチキンフィートは、お口に入れるとお肉がするりと骨からとれるので、初心者でも食べやすいのが魅力です。このお店ならではの甘みをおさえた叉焼包（チャーシューバオ）も試しておきたい一品です。店内にはテイクアウト用のデリもあり、所狭しと蒸し器が並んでいます。チキン・スティッキー・ライス（鶏肉のちまき）やBaked Polo Bunといったメニューもおすすめですよ！

叉焼包（チャーシューバオ）がお好きな方に是非足を運んで頂きたいのがEliteです。ココナッツの香りがほのかに香る叉焼包（チャーシューバオ）は一度食べたらクセになる味です。その他のメニューもレベルが高く、蒸し餃子は他店よりサイズが大きいので食べ応えがあると評判です。数あるメニューの中でも是非お試し頂きたいのが「クリスピー・スキン・サッキング・ピッグ」です。一度食べたら忘れられないこと、間違いナシ！予約は受け付けておらず、人気店なのでかなり待つこともありますが、店員さんはとってもフレンドリーで迅速に対応してくれるので、待ち時間覚悟でも足を運ぶ人が絶えないようです。

King Huaレストランは400人は入るといわれる宴会場のような広いオープンスペースを誇る人気レストランです。ピーナッツと野菜の入った潮州スタイルの皮が透明な蒸し餃子や、ベイクド・ミルク・バン、ＸＯ醤で炒めた牛の胃など、食通をもうならせるメニューが数多く並びます。メニューの種類はとにかく豊富で、King Huaに行けばアメリカに存在する点心メニューの全てを食べることができる、といわれるほどです。待ち時間も少なく、コストパフォーマンスも良いお店なので、ファミリーやグループには特におすすめのお店です！

Lunasiaは高級志向の飲茶レストランとして知られるお店です。餅米のちまきにはアワビが入っていたり、素材にもこだわっているので、他のお店に比べてお値段も少々張ります。ＸＯ醤で味付けされた、他のお店とは一風変わった「大根餅」はSan Gabriel Valleyで一番おいしいと評判のメニューなので、是非トライしてみてください。その他にもクリーミーなEgg Yolk Bun（黄身のバン）や、サクサクした食感と焦げ目の付いたカスタードがたまらないエッグタルトなど、お店独自のこだわりメニューもたくさんあります。８名以上でご来店の場合は予約も受け付けていますよ！