LAで最高のラーメン10選！

ロサンゼルスは、一年中いつでも美味しいラーメンを楽しむことができる全米屈指の都市です。コクのあるスープ、コシのある麺、野菜たっぷりのメニューなど、ロサンゼルスでおすすめのラーメンをご紹介します。
注：営業時間や開館日は頻繁に変更されます。最新の情報は各ホームページでご確認ください。

シェパード・フェアリーの「Drink Cruide Oil」という壁画が目印のラーメン「AFURI」アーツディストリクト店。その名の通り、神奈川県阿夫利山の麓にある有名なラーメン屋です。地鶏、煮干し、鰹節、昆布、野菜を煮詰めたあっさりとした繊細なスープに、爽やかな柚子の香りが漂う、柚子塩味が有名。打ちたての麺、メンマ、卵、チャーシュー、エンダイブ、揚げニンニク、のりが入っているのが定番です。ブタ餃子は、三日月型の餃子の間に薄くパリパリの羽付餃子。絶妙な食感です。

DTLAラーメンは、近くでショーを観た後や、散策後の立ち寄りにぴったりです。ラーメンと一緒に日本のクラフトビールや日本酒とのペアリングを楽しんだり、3種類のクラフトビールのテイスティングもあります。ラーメンは自分好みにカスタマイズできますが、おすすめは豚骨ベースの濃厚スープ（辛さ3段階、とんこつ）には太麺、鶏ガラスープ（しょうゆ）とビーガン向けラーメンには細麺。また、半熟煮卵は、真ん中がトロリとした食感で、味も食感も最高です。ブロードウェイの中心で美味しいラーメンが食べられるというのは、ラーメン好きにはたまりません。

日本全国に展開している「E.A.K.ラーメン」。アメリカでの最初の店舗がメルローズアベニューの中心というのは納得です。家系ラーメンは鶏ガラと豚骨を煮込んだスープで、トンコツと醤油をブレンドした特別なもの。麺も他のラーメン店より太く、スープと絡みます。また、ラーメンのサイドオーダーとして鶏のから揚げがおすすめ。噛むとほろりと崩れる軽さが特徴です。唐揚げ用のつけだれも何種類かあり、味のバリエーションを楽しめます。

博多一幸舎は、細麺、たっぷりのトッピング、コクがありながら上品なスープが特徴です。福岡県発のラーメンチェーンが、リトル東京とトーランスに上陸しました。スープから麺の硬さ、トッピングまで、お好みに合わせてカスタマイズできます。スパイス好きなら、4段階から選べる「ゴッドファイヤー」を注文してみてください。黒ラーメンの焦がしニンニク油が、豚骨スープの風味を引き立ててくれます。サイドメニューでは、鶏の唐揚げが圧倒的な人気です。

東京のレストラン経営者である高橋智憲氏は、父の遺志を継ぎ、2010年に「陣屋 Ramen Bar」を米国にオープンしました。以来、「陣屋」グループは、その一貫したクオリティとロサンゼルスにある4つの店舗営業により、おいしいラーメンを味わえる場所としての地位を確立。ロサンゼルスのダウンタウン、スタジオシティ、バーバンク、サンタモニカの4店舗で展開しています。
スープは10時間かけて煮込み、麺は3日間かけて熟成させます。豚骨、鶏ガラ、野菜から選べ、ニンニクが効いた裏メニューのチャーシュー（豚骨魚介スープ、チャーシュー、味付け卵、もやし、刻みタマネギ、ネギ、ニンニク、チリパウダー）は、極太麺と一緒に食べるのがおすすめ。

かいらーめんは各店ともスープのバリエーションが豊富で、とんこつが主流の中、珍しい３種の鶏と塩ベースのスープやベジタリアン向けの醤油ベースのデュオもあります。全粒粉を使用したジャンボ麺は、つけ麺にも使われ、白、黒、赤のとんこつスープと一緒に食べる細麺の代わりに選ぶこともできます。ニンニクとバターの香り、チキンのスパイシーさ、ほうれん草の麺と豆腐、野菜が入ったもの、そして、ビーフカレーをご飯にかけるのもおすすめです。

つじ田グループは2017年10月にウエストLAのラーメン激戦区であるソーテルジャパンタウンにキラーヌードルをオープンしました。その後、2020年9月にサン・ガブリエルバレーの２店舗目もオープン。キラーヌードルでは、日本版の激辛四川坦々麺である「担々麺」をカスタマイズして提供しています。
まずは3つのスタイル：東京（ピーナッツとゴマの風味、コクとクリーミー）、下町（酢とラー油、ピリッと酸味）、オリジナル（白マーボーにタイ唐辛子と黒胡椒をトッピング）から１つ選び、スープ付きとスープなしを選択します。
辛さは0から6まで。2018年のLA Timesのレビューで、伝説の料理評論家ジョナサン・ゴールドは、レベル6への挑戦を受け入れることについてこう述べています。
「店員が私を心配し、タオルを差し出したり、氷水を補充してくれました。そして、食べ終わった後は、エンドルフィンの海に浮かぶようでした。次は辛さ3に戻ろうと思います。」
コビナのNova Brewing Co.と限定コラボしたKiller Noodle Blood Wheatビールで、燃えるお腹の中の火を消してください！

麺王徳島ラーメンは、大行列ができる店ではありませんが、徳島県という養豚の盛んな土地柄にふさわしい、安定したおいしさのラーメンを提供しています。16時間かけて煮込んだ豚骨スープに、秘伝の大豆調味料を加えた5種類のメニューがあり、チャーシューのほかに、豚バラ肉を炒めたトッピングもあります。また、トッピングの卵は生でも注文可能で、縮れ麺やストレート麺に絡むよう、スープに歯応えをプラスしてくれます。

ウエストLAにある「モグモグ」の名物は、太麺にさまざまなトッピングをのせた汁なしラーメン「まぜ麺」。デラックスを注文すると、スライスしたチャーシュー、スパイシーな豚ひき肉、ポーチドエッグ、半熟卵、チャイブ、ニンニクのみじん切り、魚粉、海苔、ネギが入った麺を「約30秒」かき混ぜてくれます。半分ほど食べたら「うまみ酢」を加えて味変。麺がなくなると、残ったタレと混ぜて食べる白飯（通称：オイメシ）が提供されます。
ベジタリアン向けのメニューとしては、味噌まぜ麺（合わせ辛味噌、豆腐、ケール、コーン、スライスした赤玉ねぎ、黄・赤パプリカ、スライスしたレンコン、魚粉）、植物性ひき肉、マッシュルーム、芽キャベツ、コーン、アボカド、ケール、赤大根、ガーリック、植物バター、ブラックペッパーが入ったビーガン向けのImpossible Tokyoがあります。

100％植物性のスープを使用したラーメンが自慢の楽観ラーメン。サンタモニカ店は、ビーガンやミックスダイエットの人たちにも人気で、ヴィーガンメニューには、餃子、肉まん、スパイシーガーネット、クリーミーなうまみラーメンなどがあります。季節限定のスパイシーガーリックラーメンは毎年夏に登場。シンプルな野菜の出汁と新鮮なコーンが入ったキッズヌードルもオススメです。

パサデナで最も伝統的なラーメンを味わえる、オールドタウンにあるアメリカ一号店の「ラーメン龍の家」。(2019年3月にはシルバーレイクに2号店がオープン。）バーを囲んだり、木で囲まれた落ち着いたダイニングルームのテーブルでくつろぐこともできます。とんこつ発祥の地である福岡県久留米市出身の店だけあり、水と豚骨を15時間かけて煮込んだスープは、コクと軽さのニュアンスが見事に調和していると好評です。麺は細麺、太麺ともに現地で作られた「ラーメン龍の家」限定のもので、スープは「コク」「ジュン」「スパイシー」の3種類からお選びいただけます。

山頭火のラーメンは塩ラーメンは、太くて縮れたアルデンテの麺に、独特の複雑なスープが絡みます。このおいしさの秘密はとんこつで、クリーミーさよりも歯ごたえです。ミツワのフードコート内にあり、駐車場もあるので便利ですが、現金払いのみで、食事のピーク時には人気で行列になるので計画的に行きましょう。ラーメンは3種類のサイズがあり、自分の好みに合わせて選べます。

新撰組の焼き鳥は、ガーデナに本店があり、ロサンゼルスとオレンジ郡に店舗を展開しています。リトル東京店は、細めの麺と濃厚でミルキーなとんこつスープで有名な博多ラーメンを専門としています。博多ラーメンには、スライスしたチャーシュー、刻んだネギ、紅ショウガ、ゴマがトッピングされています。追加トッピングで、コリアンダー、明太子、味玉、ガーリック味噌バター、豚耳、エビ＆豚肉ワンタン、辛子高菜など、いろいろ用意されています。トッピングコンボには、ディアブロ（カロライナ・リーパー）、RGB（ローストガーリック・ボム）、ファイヤークラッカーの入ったクリムゾン・フェニックス、オーバーロード（ポークカツ、ポークベリー、スペアリブ）、ベジ・ラバー（キクラゲ、ホウレンソウ、ワカメ）もあります。

メニューはラーメンだけでなく、サラダ、冷菜、丼物、鶏肉、牡蠣、げその唐揚げなど、いろいろお楽しみいただけます。

2012年9月にサンセット大通りにオープンしたシルバーレイク・ラーメンは、その後、LAのダウンタウンやコリアタウンなど、LA各地、カリフォルニア州、全米に店舗を拡大しました。クラシックなとんこつやブレイズ（スパイシーなとんこつに、お好みのタンパク質（お勧めはポーク）、クリーミーなポークスープ、もやし、ほうれん草、ネギ、海苔、卵入り）の人気メニューはいつも大行列。一品料理には、豚肉の揚げ餃子、マッシュルームのバター焼き、豚バラ肉のマリネ、スパイシーな鶏のから揚げ、パン粉で揚げたインポッシブルミートの3種類のバンズなどがあります。

iPadでラーメンをカスタマイズして注文するスタイルのタツ・ラーメン。便利だからと言って美味しくないとは思わないでくださいね。ピークの時には店の外のメルローズ・アベニューに行列ができるほどです。12～14時間かけて煮込んだ豚骨スープは4種類から選べ、細麺は固めに仕上がります。店内では、ニンニクを丸ごと1個（ラーメンに入れるためのプレス機で潰して）入れたり、きざみ海苔や調味料を入れてお好みの味にできます。ヴィーガンやグルテンフリーの方にも喜んでいただけると思います。

つじ田LA Artisan Noodleは、豚骨を15〜、20時間ではなく、60時間かけて煮込んだスープが特徴のラーメン店で、LAで一番日本のラーメンの味な事で人気です。博多長浜の豚骨スープを魚介の出汁でさらに煮詰め、太麺に絡めつけ麺にして食べるのが有名です。食べ終わった後はスープ割りを頼むのを忘れないでくださいね。残ったスープに秘伝のタレを加えて最後の一滴まで残さずいただけます。最高のシメですね！

ソーテルの向かいにあるつじ田アネックスでは、看板メニューの豚骨ラーメンをさらにアレンジしています。豚骨だけでなく、脂も一緒に煮込んだスープは、軽い気持ちで食べられるものではありません。山盛りのもやし、厚切りのチャーシュー、そして、刻みニンニクや鬼かすなど、太くて弾力のある麺はそのままに、さらなる追求をしたアネックス特別メニューです。