３日でLAのアートを満喫しよう！（３日目）

ロサンゼルスのアートスポットを巡る旅もいよいよ大詰め！

３日目はアーティストたちと実際に会える美術館など、イベントを頻繁に開催しているスポットをご紹介します！

ロサンゼルスはエンターテインメント業界のキャピタル（首都）とよばれ、映画ファンにとっては聖地といっても過言ではない場所です。そんなロサンゼルスで映画ファンに大人気なのが、唯一無二の『Behind the scenes studio tour』（スタジオツアー）です。Universal Studios Hollywoodのスタジオツアーは1915年から続く歴史あるアトラクションで、これまでに多くの人たちを魅了してきました。ツアーでは実際に使用されているハリウッドのスタジオ内を見てまわる事ができ、世界最大といわれる大迫力の3Dアトラクション、キングコング360　3Dを体験する事ができます。

ツアー３日目はまずPacific PalisadesにあるGetty Villaへ向かいましょう。１世紀、古代ローマのカントリーハウス、『Villa dei Papiri in Herculaneum』をモデルに建てられたGetty Villaには古代ギリシャ、ローマ、エトルリアからの古代美術品が44,000点以上展示されています。石器時代の終わりからローマ帝国の終わりまで、実に7000年に渡る歴史のコレクションを保持しているというから驚きです。数々のコレクションの中でも最も有名なのが『LA’s Masterpiece』(LAが誇る傑作）と言われる、古代ローマの彫刻「Lansdowne Herakles」です。

UCLA近くのWestwood Villageにあるのがレンブラントやセザンヌ、ピサロやモネ、ゴッホといった有名画家たちの作品が多く展示されているHammer Museumです。こちらは優れたコンテンポラリー・アート（近代アート）を数多く展示し、イベントや特別展示会を頻繁に催していることで知られる人気の美術館です。10月末までは35人のLA在住アーティストにスポットを当てた『Made in LA』という展示会が催されています。入場料は無料なので、どなたでも気軽に足を運べますよ！

AMMOはHammer Museum内にある名物カフェです。木漏れ日が射す爽やかな店内でリラックスしながらサンドイッチやサラダをいただくことができます。おすすめメニューはイタリア産の羊乳チーズFontinaにピリ辛に炒めたエンダイブを挟んだグリルド・チーズサンドイッチとカボチャシチューのクミンヨーグルトソース添えです！

Museum of Tolerence(MOT)は国際的なユダヤ人の人権擁護機関、Simon Wiesenthal Centerがホロコーストをはじめとした人種差別の歴史を学ぶために設立した美術館です。現在はアンネ・フランクにスポットを当て、アンネが生きていた当時の写真や歴史的証拠品とともに、彼女の人生を通しユダヤの歴史を学ぶことができる『Anne』という特別展示会が催されています。

Century CityのCentury Park内にあるAnnenberg Space for Photographyはデジタルプリントから伝統的なプリント作品まで、新旧様々な技術を使った写真作品が展示される写真展示館です。また著名な写真家による写真講座も定期的に開催しています。受講料は無料ですが、オンライン予約が必要なので早めの予約をオススメします。毎週木曜日の6時半から8時まで、Anneberg Spaceからすぐ近くにあるSkylight Studioで開催されているので、興味のある方はホームページで詳細をチェックしてみてくださいね！

Annenberg Space for Photographyから歩いてそう遠くない場所にあるのが『CenturyCityの秘宝』と呼ばれる、Craft Los Angelesです。アメリカとヨーロッパのスタイルを融合した、伝統的ながらも斬新な要素を取り入れたメニューが人気を博している有名レストランです。美食家たちをもうならせるそのお料理、一度は味わってみたいですね！