大ヒットアクションムービーのロケ地ベスト12! パート3
映画の都ハリウッドでは毎年多くの大ヒット作が生まれ、そのロケ地は世界中の人々の憧れの地ともなっています。そんな数々の名画のロケ地を巡るツアーも今回でラスト!読んだあとにはついその映画を見直したくなるような場所ばかりです!
"BEVERLY HILLS COP" - 609 E. CHANNEL RD.
1984年のヒット作『ビバリーヒルズコップ』のクライマックスはゴージャスな地中海テイストの豪邸でのシーン。映画の中ではビバリーヒルズにある設定のこの豪邸は、実際にはビバリーヒルズから8マイルほど西にいったサンタモニカキャニオンにあります。ゲートがあるため、中の様子は見ることができませんが、フロントゲートは『ビバリーヒルズコップ』が撮影された30年前とほとんど変わりません。
"IRON MAN" - POINT DUME STATE BEACH
ゴージャスな豪邸が数多く経つLAでも、アイアンマンの主役、ロバート・ダウニー・ジュニア演じる大富豪トニー・スタークの「家」にマッチする物件を探すのは難しかったそうです。そのため、トニー・スタークの家はCGIを使って作られました。架空の家を建てた場所は、LA南東にあるマリブのPoint Dume State Beach。建物はメキシコにある建築物『Acapulco』をモチーフにデザインされ、インテリアは撮影用の防音装置を施したSoundstage内に作られ、家の中のシーンはそこで撮影されました。映画の中で家がある場所へは、Point Dume自然公園のハイキングコースをたどれば行くことでます。ファンの方はぜひ足を運んでみてください!
"TRANSFORMERS" - RONNIE’S AUTOMOTIVE SERVICE
2007年の大ヒット映画、『Transformer』のオープニングでシャイア・ラブーフ演じる主人公の父親(ケヴィン・ダン)が主人公に車をプレゼントすべく、中古車販売専門店「Bolivia’s Used Car Lot/Petting Zoo」に連れて行くのですが、この販売店はLAに実在するRonnie’s Automotive Serviceをロケ地として使っています。バンブルビーと主人公の初対面は、バンブルビーが主人公に「購入してもらうべく」、販売中の全ての車の窓を破壊したり、すごく印象に残るシーンでしたよね!Ronnie’s Automotive Serviceは2009年に閉鎖していますが、『ミリオンダラーベイビー』や『ドッジボール』といった200を超える作品に登場しています。
"KILL BILL" - SANCTUARY ADVENTIST CHURCH
Lancasterにあるスパニッシュスタイルのチャペル、Sanctuary Advent Churchでは、アクションムービーの歴史上、最も有名といっても過言ではない有名なシーンが撮影されました。お分かりの方も多いかと思いますが、タランティーノ監督の映画「キルビル」の ”Two Pines Wedding Chapel”での惨殺シーンです。周りに建物がなく、一見絵画からでてきたようにも見える教会は、『Cross Roads』や『True Confessions』、『Desert Heat』、『Nurse Betty』といった作品にも登場します。撮影で使用されていない時は、教会として稼働しているそうなので、ぜひ足を運んでみてください!