一日でLAを満喫しよう!(後編)

写真提供:Genji Arakaki, Flickr

「LAの魅力を1日で、しかも車なしで楽しみたい!」というあなたのためのスペシャルツアー後編!

今回はロサンゼルスのナイトライフや文化的側面にも触れて行きます!

Property of Discover Los Angeles
写真提供:Tony Traub, Flickr

海岸線を突っ走る!

LAに来たからにはやはりビーチそのものも満喫したいというものですよね。ここではVeniceビーチとはまたひと味違った魅力のあるビーチをご紹介していきたいと思います。Leo Carrillo State Beachは透明感のある美しい水と珍しい形をした岩、自然現象により海岸沿いに出来た天然のプールなど、自然そのものを肌で感じ取れる、最高のスポットです。しかしながら、サンタモニカから少し距離があるので、時間がない方にはTopanga State Beachをおすすめします。入り江のようになっているビーチは静かで、サーフィン愛好家のファンも多いのだそうです。いかだ舟、ウィンドーサーファーやカイトサーファーを近くで見ることができます。ちなみにビーチからはサンタモニカベイやPalosVerdes 半島も一望できますよ。ちかくのReel Innもおすすめのスポットです。Pacific Coastハイウェイで6マイル、サンタモニカ・フリーウェイに乗ればVentura Freeway、San Fernando Valleyから25分で着きます。

ここだけのとっておき情報:1966年にオープンしたMalibu Feed Binを是非訪れてみて!ヒッピーな雰囲気満載のお店で珍しい雑貨がそろってます。

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煌びやかな夜の街にくり出す!

ハリウッドにある野外音楽堂ハリウッド・ボウル(Hollywood Bowl)は、何度足を運んでも感動させられるスポットです。会場の雰囲気と最高の音響が、「今私は最高にかっこいい人になってる!」なんて思わせてくれる、そんな意見もあるそうです。こちらの音楽堂は1921 年にLAPhiharmonicの演奏でオープンしました。それ以来、ポップ、ロック、クラシカル、ジャズ、とジャンルを問わず、様々な音楽のイベント、祭典を開催しています。そんな中でも毎年7月4日にされる、音楽と花火を融合させたイベントや、プレイボーイ主催のジャズフェスティバルは毎回大人気となっています。時間が限られている方にとって、Hollywood Walk of Fame、TLC チャイニーズシアター、Hollywood & Highlandといった名所が近いのも魅力ですね!

ここだけのとっておき情報:今ではハリウッドボウルのアイコン的存在となってる有名なシェル(ステージ上の屋根のような音響設備)も、1928年まではありませんでした。シャルは何度か交換されていますが、一番最初のシェルはFrank Llyod Wright氏の息子、Llyod Wrightによるものだそうです。

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写真提供:Chris Camargo, Flickr

プチ世界旅行を楽しむ!

LAでは200以上もの言語が話されていると言われています。街にはその影響として、至る所にインターナショナリズムを感じることが出来ます。チャイナタウン、リトル東京、Olvera Streetといった、きっちりと線引きされた地域があるのと同時に、転々と広がり、徐々に拡大を見せている地域があります。San Gabriel ValleyのMonterey ParkやAlhambra、San Gabriel、Rosemeadといった アジア人地区にあるコリアンタウンやMid-Wilshireのコリアンタウンがこれにあたります。WesternとNormandieAvenueの間には豆腐専門店や、ナイトクラブ、小売店など、ソウルを思わせる独特のお店が立ち並びます。ダウンタウンから12マイル程進んだ場所にあるSan Gabriel Square(別名:The Great Mall of China)は中華系ローカルのグラウンドゼロとも呼ばれている場所で、新鮮名魚介類を取り扱うお店やお土産屋さん、伝統的な中華料理店が並び、LAにいながら北京の雰囲気を味わえる地域です。

ここだけのとっておき情報:フードジャーナリストJonatan Gold氏のLAのエスニック料理についての記事を見れば、どこになにがあり、キャッシュオンリーか、どんなお店か、など、事前に調べられることが出来るのでおすすめです!ネットでサーチしてみてくださいね!

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写真提供:Mark Mauno, Flickr

現代アートを満喫する!

The Getty Center、Los Angeles County Museum of Art (LACMA)、Norton Simon Museum of Art 、そしてMuseum of Contemporary Art (MOCA)はワールドクラスの美術館として多くの人に愛されています。もちろん、これらの美術館を回るのもおすすめなのですが、もうすこし地域に密着したアートを体感したい!という方におすすめなのが、Downtown Art Walkです。毎月第2木曜日に開かれるこの催しは2004年にはじまり、毎回1万人の参加者がいるという、人気のツアーなのです。セルフで回るスタイルのDowntown Art Walkでは、Gallery Rowやリトル東京、Historic Coreといった地域に広がる40以上ものアートギャラリーや美術館を見て回ることが出来ます。12時から午後9時まで開催しているので、参加しやすいのも魅力ですね。

ここだけのとっておき情報:Downtown Art Walkの成功は他の団体にも火をつけたようで、似たような催しがわりと頻繁に開催されているのだとか。第2木曜日ではないからとがっかりしないでも大丈夫だそうですよ! 開催日に訪れることが出来ない方はネットを使って調べてみるのをおすすめします!