ロサンゼルスのカルチャー・エキシビション・ハイライト：2015年秋ー2018年秋（パート3）

今回でラストとなるロサンゼルスのエキシビション・ハイライト特集。ラストは2016年から2018年までにオープン、または開催予定のミュージアム、イベントなどを中心にお届けします。特にオープン前から注目が集まるアカデミー・ミュージアムは要チェック！情報をゲットして時代を先取りしちゃってください！

Made in L.A 2016は数年前から2年に1度Hammer Museumが開催している特設展示会の、3回目にあたるエキシビションです。今回のエキシビションは題の通りロサンゼルス近郊で制作されたアート作品を展示しています。新進気鋭のアーティストやまだあまり知られていない才能あるアーティストにスポットを当てつつ、全部で30人以上のアーティストの作品が展示される予定です。また、ほとんどの作品がMade in L.Aのためだけに制作されるそうでアーティストの意気込みもかなりのものとなりそうです。今回のエキシビションには敏腕キュレーター（作品選出する人・画商）として知られる、Hammer MuseumのAram moshayedi氏とRenaissance SocietyのHamza Walker氏が協力しています。

2016年夏Culver City Armonyに、The Wende Museum and Archive of the Cold Warがオープンします。東ヨーロッパの冷戦とソビエトの歴史を詳しく学ぶことのできる革新的な施設として、オープン前から期待がよせられています。

6月24日の一枚はこちら！

最近人気上昇中のサンペドロ。この景色を見てその理由は明らかに！

米韓友好の鐘や近くにある戦艦アイオワなど、見所がいっぱい！

The Academy of Motion Picture Arts and Sciencesは現在、世界最先端になるであろうムービーミュージアムをロサンゼルスの中心に建設中です。プリッツカー賞受賞経験のある建築家Renzo Piano氏による6階建てのアカデミー・ミュージアムには、最新トレンドを盛り込んだアートギャラリー、エキシビション・スペースにムービーシアター、教育・学習エリア、特設イベントスペースなどが入る予定です。オープン前から世界の注目を浴びる最もホットなミュージアムです！

Gettyが指揮をとり開催されているPacific Standard Timeは、南カリフォルニアを代表する芸術施設がイベントに賛同し、各地でテーマにそったエキシビションやプログラムを提供するという前代未聞のコラボレーション・エキシビションです。地域の文化的歴史と発展を祝おう、というコンセプトのもと開かれているPacific Time:LA/LAは、ラテン系やラテンアメリカのアートをフィーチャーした珍しいエキシビションを含めSan DiegoからSanta Barbaraという広範囲にわたって、2017年9月15日から2018年1月31日までの期間内に50以上もの展示会を開催していくそうです。

3回にわたりお送りしてきた「ロサンゼルスのカルチャー・エキシビション・ハイライト：2015年秋ー2018年秋」いかがでしたか？まだまだ先！なんて思っていても気が付いたら時期が過ぎていた、なんてこともありかねないので今からカレンダーにマークしておくのがいいかもしれないですね！