ロサンゼルスで絶品タコスを堪能しよう!(前半)

写真提供:Petty Cash Taqueria

全粒穀物でできたトルティーヤに新鮮な野菜やお肉をたっぷり挟んでいただくタコスは、どこでも手軽に食べられる栄養バランスの取れた健康食。「毎日食べても飽きない!」なんてファンも多いタコスですが、メキシコシティに次いでメキシコ人の人口が多いといわれるLAには、本土に負けないくらいの多くのタコス専門店が軒を並べています。ロサンゼルスではパスタと同じ感覚で楽しまれているタコス、是非この機会にその魅力に触れてみてください!

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写真提供:Javier Cabral

AQUI ES TEXCOCO

Aqui es Texcocoは、伝統的なメキシカンスタイルの朝食がいただけると評判のお店です。ラム肉のローストをアガベ(テキーラの原料として知られるメキシコ原産の植物)の葉に包まれたタコス『Barbacoa de Borrego』や、ヤギ肉のタコス『Birria』などがいただけます。このお店の看板メニューはチーズをたっぷり使った『Barbacoa Quesataco』で、これを求めてLA中から人が集まるそうです。またオプションでチキンやメキシカン・コーントリュフ、マッシュルーム、ズッキーニフラワー、ポブラーノペッパーをトッピングで追加できます。タコスのお供にはマンゴージュースを忘れずに!

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写真提供:Javier Cabral

MARISCOS JALISCO

LAでおすすめのタコスを紹介するにあたって絶対にハズせないのがMariscos Jaliscoの海老のタコス『Tacos de Camaron』です。Boyle Heightsにある小さな店舗はもはや地域のランドマーク的な存在になっています。味が良くしみ込み、カリカリに揚がったタコスの中にはぷりぷりのエビと野菜、オレガノの利いたトマトサルサと肉厚のアボカドが挟まっています。見た目とは裏腹にとってもライトで胃にもたれず、一度食べたら病みつきになるおいしさです。エビが苦手、という方は牡蠣のタコスもあるのでトライしてみてください!

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写真提供:Javier Cabral

CACAO MEXICATESSEN

フランス料理の『鴨のコンフィ』とメキシコ料理の『ポーク・カルニータ』は調理法がほぼ一緒だということをご存知でしょうか?この点にいち早く気がついたCaCao Mexicatessenは、伝統的な『ポーク・カルニータ』に使われるレシピを応用し、独自に『ダック・カルニータ・タコス』を誕生させました。Cacao Mexicatessenのタコスは薄い生地でできた手作りのタコスで、これがまた味のしみ込んだ鴨肉と相性抜群!ラディッシュやオニオンピクルス、アボカドのトッピングも何ともいえないハーモニーを生み出します。ここにライムを垂らすのが本場流なのだそうです。キンキンに冷えたカリフォルニア産白ワインと一緒にいただけばもう言うことナシ!

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写真提供:Javier Cabral

TACOS PUNTA CABRAS

サンタモニカにあるTacos Punta Cabrasはロサンゼルスでも指折りのフィッシュタコスがいただけると評判の人気店です。このお店の特徴は、焼き上げから製粉まですべて自家製で毎日作るトルティーヤです。生地を作る際に使う水も弱アルカリ性のものを使用するなど店主のこだわりがつまっています。名物のフィッシュタコス以外にもシュリンプタコスやシーフードカクテルなどのシーフードメニューが充実しているので何品か頼むのがオススメです。量もそこまで多くないので、ご安心を。きっとペロリと完食してしまいますよ!

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写真提供:T. Tseng, Flickr

TACOS LEO

Tacos Leoは「絶品$1タコス」で有名になった今ロサンゼルスで一番ホットな人気店です。LAで最も愛されるタコス・トラックと言っても過言ではないかもしれません。セルフサービスのサルサコーナーには、アボカドを使ったグワカモーレ・ソースや赤や緑のサルサソースが並んでいます。ちなみに、人気の$1タコスは夜の時間帯と朝の早い時間帯にしか提供していないのでご注意を。夜の時間帯、特に週末になるとかなり混み合うので、並ぶのを覚悟した方がいいでしょう。$1タコスの他にも自家製トルティーヤを使用したAl Pastor Tacoなど伝統的なメニューもあるので、本格派にはそちらもオススメです!