ロサンゼルスでエコフレンドリーな会場に足を運んでみよう！（後編）

ロサンゼルスのエコフレンドリーな施設をご紹介する特集、第2弾！今回もあんな施設やこんな施設で、地球環境を守るために実際に行われている取り組みをご紹介します。

Exposition Park内にあるカルフォルニア・サイエンス・センターには、700人まで収容可能なDonald P.Loker Conference Centerto、250人まで収容可能なErteszek Family Foundation Muses Rooがあり、年間を通して様々なミーティングや会議が行われています。会議やイベントに限らずレセプションパーティーなどにも対応可能で、最大で5000人ものゲストを迎えることができます。IMAXを含む4つの会場はどれもエコ・フレンドリーな環境設定がなされていることで有名で、その道の専門家ならば驚くような配慮がされているのだとか。屋内にあるバンブーガーデン（竹のガーデン）は、環境にやさしいだけでなくとても美しく、イベント会場に花をそえてくれます。ケータリングで余った残飯は施設内の堆肥化システムを通して、地球に戻されます。植栽による屋上緑化システムも導入しています。

AT&T CenterはダウンタウンL.Aの中心で、多くの企業を支える地域のランドマーク的施設です。センター内にある500人収容可能なシアターは、会社の会議やプレゼン、映画上映、セミナーや特別イベントなどに頻繁に利用されています。最大250人まで収容可能なThe PLaza Galleriaは、プライベートなイベントや食事会、レセプションなどに使用されることが多いそうです。地球環境を保全しつつ、持続が可能な施設であるという点にスポットをあて、紙のリサイクルや再生水の利用、節電などに役立つビル全館でのエネルギー監査などを積極的に取り入れています。地球環境を守るための国際的な省エネ制度EPA Energy Star(国際エネルギースター）加盟、そしてLEED (Leadership in Energy & Environmental Design)では、Goldを獲得しています。

Aquarium of the Pacificは国内で初めて、大気圏にあって地表から放射された赤外線の一部を吸収することにより温室効果をもたらす気体の総称、温室効果の登録を行った施設で、温室効果ガス削減の取り組みに合わせ地球環境を守る取り組みを積極的に行っています。Our WatershedsとMolina Animal Care Center、2つのエキシビションにおいてはLEED(Leadership in Energy & Environmental Design)のプラチナを獲得してます。温室効果ガスの削減においての取組みは特に素晴らしく、カルフォルニアの気候変動の取組において指導的役割を示すClimate Action Leaderとしてのステイタスも獲得してます。またエネルギー貯蓄、気候保持の取り組みにおいての功績がたたえられ、Alliance to Save Energyより、Super Nova アワードも受賞しています。50人から100人収容可能なCafe Scubaでの小イベントから施設全体を使ったスペシャルなイベントまで、年間を通して様々な用途で利用されています。

エコフレンドリーな施設をご紹介する今回の特集、いかがでしたか？

環境問題について普段あまり考えることのない方でも、この特集の後はエコフレンドリーになってみよう！と思ったのではないでしょうか？地域全体をあげて地球環境を守る取り組みを行っているのは本当に素晴らしいですよね！この機会にご紹介した施設に実際に足を運んでみてください！