コリアタウンで韓国料理以外の料理も堪能しよう！（後編）

「コリアタウンに来たからにはおいしい韓国料理を」なんて思っている方！実はコリアタウンには韓国料理以外にもおいしいレストランがたくさんあるんです！今回もそんなグルメ街、コリアタウンにある韓国料理以外のおいしいレストランをご紹介します！

コリアタウンのニューカマーとして以前ご紹介したCassell’sは絶大な人気を誇っていますが、実は美食家たちの間で一番話題になっているのがLe Comptoirです。Le Comptoirはカウンター席10席というプレミアムな空間のレストランで、ベテランシェフGary Menes氏のこだわりの料理をいただくことができます。スタンダードは$64の6品のコースメニューです。旬の素材を使ったメニューは日々更新されるのでリピーターも多いのだとか。パルミジャーノでコーティングされたトーストとギリシャヨーグルトにカリフラワーのベルーテソースがかかった一品など、洗練されたメニューが魅力です。シェフご自慢の『Veggie and Fruit Plate』は12種類以上からなるお野菜とフルーツの豪華プレートで、こちらはとても人気があります。他にも、Le Comptoire以外では食べられないような珍しいメニューが盛りだくさん！シェフの気まぐれで登場するデザート、サワークリーム、レモンカード、ストロベリーと一緒に頂くSourdouh donut holes(天然酵母のドーナツ）は一度食べたら忘れられない美味しさです！

Pollo a La Brasaは25年以上続く、老舗のペルー・レストランです。お店の前には、ロティサリーチキンを焼いた、スモーキーで魅惑的な香りがただよい、通る人を店内へと誘います。近い未来、現在のロケーションは駐車場になるといわれていますが、今のところ、お店も健在で、日々たくさんの人でにぎわっています。スモークされたロティサリーチキンはとても濃厚なフレーバーで、白いご飯が進みます。一緒にサーブされる黒豆の煮物も味が濃いめのチキンと相性抜群です！Spicy Green Ajiと呼ばれる、ハラペーニョで作られたペルー料理独特のソースをかけると、また違うフレーバーを楽しむことができますよ。Pollo a La Brasaでは、牛の心臓やリブアイステーキのメニューもありますが、なんといってもおすすめはチキンでしょう！ぜひ一度おためしあれ！

Saint Marthaはコリアタウンのモール内にある、モダン・アメリカンの料理が楽しめる、スタイリッシュなレストランです。白いタイルが印象的なオープンキッチンに対面して、6席のカウンター席があり、モダンなインテリアの店内には、茶色いレザーのおしゃれなソファとテーブル席が並びます。ワイオミング州出身のシェフ、Erven氏の抱くコンセプトは『気を使わないファイン・ダイニング』（unfussy fine dining)だそうで、クリスピーな食感が面白い、だしのきいた、カニとサケクリームのお好み焼きや、白いご飯（コシヒカリ）と一緒にいただくサクサクとした揚げダコなど、ちょっとおしゃれな、でもきどらない創作メニューが数多く並びます。たとえば、鮮やかな色をした新鮮なビーフでオイスターを包んだ「ステーキとオイスターのタルタル」は、なんとも独創的で最高に美味しいメニューです。物珍しいメニューリストの中で、一番のおすすめといえば、シェフオリジナルの鮭の薫製(lox)、そしてベーグルでしょう！ディルピクルスとスモークされたゴートチーズ、そしてポピーシード、セサミシード、オニオンパウダーがミックスされた、風味豊かなチュロスと一緒に頂く、薫製サーモン（lox)は格別ですよ！

Taylor’s Steak HouseはTaylor夫妻が1953年にオープンした、歴史あるステーキハウスです。1970年に現在の場所に移転しました。1996年には息子さんがスピンオフ店をオープンし、人気をよんでいます。店内は赤と黒のイスが並ぶシックな雰囲気で、長年シェフをつとめるMendez氏によるこだわりのステーキをいただくことができます。乾燥熟成されたプライム・ビーフの最高級サーロインは、口の中でとろける美味しさです。スタンダードなメニュー以外には、自家製のポテトチップス、クリーミーなほうれん草と一緒にいただく、ペッパーステーキもおすすめです。プライムステーキの余った部分を使用して作る、特製チーズバーガーも人気なのだとか！ケーキやタルトといったデザートも種類豊富で美味しいですが、最後はさっぱりとカクテルでしめる、というのもおすすめだそうですよ。いかがでしょうか？

WHIZはコリアタウンにあるクラフトビール専門店、Beer BellyのオーナーであるHan夫妻が、Beer Bellyのシェフ、Lieberher氏と再びタグを組みオープンした話題のお店です。ウッドカウンターと黒い日傘の下にもうけられたテーブル、ブラックボードに書かれたメニューが印象的なカジュアルなスポットです。フィラデルフィア出身のシェフのこだわり、チーズステーキや、Taylorハム(フィラデルフィア産）、Amoroso Roll（フィラデルフィア産パン）を使ったメニューが並びます。トラディショナルなものからBuffalo Bleu Chickenや、タイのシラチャソースを使ったバーガーといった新しいメニューまで、幅広いラインナップで人気を集めています。アップルウッドで作ったベーコン、イタリアンマヨネーズ、スパイシーなハラペニョ、人参ソースでいただくFried Chicken Sammyは、グループでシェアするのにぴったりの絶品メニューです。スパイシーバジルウィングスもおすすめですよ。一度足を運んでみてくださいね！