おしゃれなホテルに泊まろう！ロサンゼルス市内のアールデコホテル！

アールデコと言えば20世紀において最もポピュラーなデザイン形式の一つです。アールヌーボーのムーブメントに続いて、20世紀前半にジャズの人気と同時に急速に繁栄したスタイルです。

アールデコ調建築物の特徴は滑らかなスタイルに明るい色やドラマティックなモチーフ、幾何学的図形などが挙げられます。

ロサンゼルス市内には数多くのアールデコ調のホテルが存在しますが、今回はその中でも歴史的に有名な5軒をピックアップしました。

LA滞在中の宿泊先として是非チェックしてみてください！

Millennium Biltmoreは1923年にオープンしたホテルで、開業当初は人気のあまり、ダウンタウンにあるにもかかわらず「Host of the Coast」（西海岸の主人）と呼ばれていたそうです。建物はどちらかと言うとルネサンス時代のリバイバルと視覚芸術品の研究創造をモチーフとしたボー・アートスタイルの作りがメインとなっていますが、中でも一番アールデコを感じられるのが地下にあるプールエリアで、オリジナルのイタリアンタイルが敷き詰められており、人々の目を惹きます。

Hollywood Rooseveltはアールデコ絶頂の時代に建てられたホテルです。伝統的でドラマティックなスパニッシュ・ミッション・スタイルですが、階段の手すりなどに見られるディテールのデザインはまさしくアールデコといえるでしょう。1960年代にはポップ・アート運動にも参加し、イギリス人芸術家のデイヴィッド・ホックニー氏がデザインしたホテル・プールの壁はとても有名で、このホテルを語る上でとても重要な一部となっています。

Suset Tower Hotelはアールデコの典型といえるジグザグ形式のモダンなデザインが特徴的な1931年にオープンした超高層ホテルです。ウェディングケーキのように段になったデザインがとても印象的で、見る者を魅了します。稀少な金属を使ったゲストルームの窓枠も細部までこだわりが光り、建築家の遊び心とセンスが見え隠れします。

ブルーのネオンライトが光るGeorgian Hotelは1933年にオープンした高級ホテルです。サウス・ビーチにあるにも関わらず南カリフォルニアのスタイルを用い、ウェーブ上の鉄枠は目の前に広がる太平洋をイメージしてデザインされたんだとか。大きなネオンサインや正面のデザインなど、随所にアールデコのスタイルが光るこちらのホテル、是非一度足を運んでみて下さい！

Casa del Marは最高の海を望めるスポットとして評判のアールデコ調のホテルです。ラグジュアリー・ホテルとして知られるShutters on the Beachと同系列の姉妹施設として知られるこちらのホテルは1926年に建てられました。サンタモニカでは歴史的ランドマークとしても有名で、会員限定の高級リゾートとしてオープン当初からセレブ層を中心に人気を得てきました。1999年に6000万ドルのレノベーションを経て、現在もセレブやお金持ちを魅了し続けているそうです！