LA でチェックするべきバーガーショップ１０選！（後半）

前回、非常に好評だったLAの厳選バーガーショップ。やはり日本人もバーガーが大好きなんですね！というわけで後半戦もお楽しみください！

まずはハリウッドの高級住宅街を過ぎたFuller Avenueの最北端にある、セレブ御用達のドッグパークへ向かいます。チョウチョのデザインが施されたゲートを通り、ヨガに使用されるという整備された芝生エリアに入り、すぐを左へ曲がり、ヤシの木々が見えたら右へ曲がります。ここがRunyon Canyon Parkのハイキングコースの入り口です。コースを上り始めるとすぐに、今では使われていないテニスコートが目に入り、そこに設置された階段から隣の山間のコースを歩いていく人たちに遭遇します。そちらのコースは中級者以上といわれているので、「こんなコースもあるんだなあ」と心にとめておくのも良いでしょう。Runyon Canyon のハイキングコースでは未来のスターを目指す若手女優や俳優と遭遇することもしばしばなのでワクワクしながら上ることができます。高級住宅街やサボテンの形をしたトレーラー、ハリウッドサインを右手に見たあとはMulhokand Driveへ出て、来た道を戻ります。

客席フロアには中庭もあり、そこにはカリフォルニアのアーモンドの木が沢山おかれています。実はこの木がバーガーを焼く際の燃料としても使われているんです。さらにパティの原料の肉はStemple CreekやMagruderといったところから仕入れ、店内で加工している。さらに、その配合にもこだわり、肉と脂肪の割合を７５/２５にしている。この希少価値のある肉を最大現に体験、体感するには、塩とこしょうのみで味付けされたCommando Burgerを注文するのがいいだろう。味のバランスを取るために、熟成チェダーと自家製ピクルス、自家製マヨネーズが姉妹店Short Cakeで焼かれた、ブリオッシュバンと一緒に出される。

公式URL: http://shortorderla.com

シェフBryant Ng は東南アジアにインスパイアされた屋台料理でよく知られている。彼はシンガポールの世界ストリートフードtreet Food会議にヘビーウエイト級料理人と言えようAnthony Bourdain氏やJean-Georges Vongeritchenらと出場した。しかし、意外にも、彼は、最もアメリカンといっても過言ではない「チーズバーガー」を得意とする。The Spice Tableのチーズバーガーは珊瑚とアーモンドの木で贅沢にグリルされた骨付きカルビの挽肉をフィーチャーする。これらは後にサンバル、エシャロットマヨネーズ、そしてべたつきのある２枚のアメリカンチーズと一緒に柔らかなバンに挟まれる。The Spice table のポテトはクリスピーでユニーク、ニンニクと春タマネギ、そしてフィッシュソースと一緒に出される。

公式URL: http://www.thespicetable.com

The Tasting Kitchen は色々な意味で注目を集めている。その謎のメディカルカクテルやシェフ、Casey Laneの自家製パスタもその一つだ。それにしても、The Tasting Kitchenのバーガーは未だノーマークとも言える。その理由は週末のブランチにしか食べることのできない限定バーガーだからである。希少部位を使ったジューシーなパティは、甘くキャラメル色に焦がされたベーコンとタマネギ、パリパリレタス、溶けたグリュイエールチーズとソテーし、調理された卵と一緒に自家製ブリオッシュバンに挟まれる。バーガーは、ハーブとセージのかかった皮付きのクリスピーポテトフライとともに出される。

公式URL: http://thetastingkitchen.com

LahainaにあるSuret Thing Burgerでも成功したJosiah CitrinはサンタモニカBeach Club Hotel内に位置するTower 8にて、また一風変わったバーガーを作り出した。

プールから入るとキレイな木目のフローリングにオシャレな家具、そしてスイマーやライフガード、有名なサンタモニカピアの橋が映った白黒写真が目に入る。CitrinのTower 8 バーガーはブリオッシュバンを使っている。これらはPaso Primeと名付けられた草食の牛肉のパティと共にパリパリのレタス、厚切りのFarmer`s Marketのトマト、グリルされたタマネギ、チェダーチーズが使われている。そして、なんといってもピリ辛で、少々スパイシーとも言えるシェフ自慢の「秘密のソース」がファンを惹きつけている。

Natalia PereiraのWood Spoonは下町のファッション地区に位置したカラフルなブラジルカフェである。窓にはひまわりが飾られ、一つ一つのテーブルにはビールのボトルが、そして店内には心地のいいブラジル音楽が流れ、とてもエキゾチックな雰囲気が漂っている。このコンセプトはシェフの出身地、ミナスジェライス州（ブラジル南東部）を思い起こさせるのと同時に、この店のメニューの数多くもまた、彼女の故郷を思い起こさせる。

Wood Spoonの代名詞とも言えるポークバーガーは世界広しといえど、どこに行っても受け入れられるだろう。はっきりと焦げのついたジューシーな豚肉のパティは、ローストされたキャベツと共に旨味がしっかりとしみ込んだパンに挟まれる。さらに、シンプルな皮付きヤムのフライと一緒に出てくる。このヤムフライは、ディジョンマスタード、またはケチャップに簡単にディップできる。このバーガーを一口食べれば虜になること間違いないだろう。

公式URL: http://woodspoonla.com

LAの厳選バーガーショップはこれで終わりですが、日に日に美味しいが発見できるのがLAの魅力なので、これからもお楽しみに！