L.A.で最高に美味しいグリルド・チーズ・サンドイッチ：ベスト10！(パート3)

L.A.で最高に美味しいグリルド・チーズサンドイッチをご紹介してきた今回の特集も最終回をむかえました！ラストは魅力満載の4軒が登場しますのでどうぞおたのしみに！

Margo`sは、昨年サンタモニカに新規オープンしたレストランです。Mark Verge氏と On the Verge Hospitalityが手掛けるこちらのレストラン、以前はOx&Sonという名で営業していましたが、共同経営者がグループを離脱したことで、店名を変え、新たにMargo`sとしてオープンすることになったといいます。ちなみにMargo`sは、オーナーのお母さんの名前が由来だそうです。全面ガラス窓の日当りのいい店内には、ダークな色調の家具がならび、洗練された雰囲気をかもし出しています。メニューに記載された「Cheese」というのが実はグリルドチーズサンドイッチのことで、マンチェゴチーズ、マホン、グリュイエールチーズ、そしてブリーが、バターたっぷりのソフトなポルトガル産ブレッドに挟まれ、削ったグリュイエールがトッピングされた贅沢な一品となっています。同じプレートにサイドとして、小さなハニカム（ミツバチのす）、スライスアップルとなし、エンダイブのサラダがついてきます。こちらのメニュー、シェフのダニエルズさんがスペインで食べたチーズと蜂蜜のコンビメニューからインスピレーションを受けたそうですよ。

Plan Check Kitchen+Barは、L.A.内の4つのロケーションに店舗を展開する人気のレストランです。どの店舗でも美味しいメニューがいただけると定評がありますが、イチオシのピメント・グリルドチーズとベーコンのサンドイッチがいただけるのは、ダウンタウン支店のみ、しかもハッピーアワー限定、となっています。パン粉がまぶされたバターたっぷりのバンに、クリスピーなベーコン、マイルドな風味のピメントペッパー、マヨネーズ、チェダーをブレンドして作った、伝統的な自家製のピメントチーズ、さらにはグリーンチリにパンチのあるピクルスが挟まれた、ボリューム満点のピメント・グリルドチーズは、一度食べたら忘れられない美味しさですよ！

Republiqueは、L.A.では著名なManzke夫妻が経営するレストラン兼ベーカリーです。現在Republiqueとなっている建物は、その昔チャーリー・チャプリンのオフィスとして建てられ、後にハイエンドレストランCampanileが入っていたこともあり、どことなく高級感ただよう作りとなっています。カジュアルながら洗練された雰囲気のRepubliqueは、朝食やランチをゆっくりと楽しむにはもってこいのスポットです。メニューはカルフォルニアン・フレンチで、どれもとても美味しいと定評があります。バランスのとれたクロックマダムは、特におすすめです。ハム、エッグとチーズも、定番ながらイチオシのコンボです。Manzke夫妻の作るクロックマダムは、自家製のソフトなブリオッシュと薄くスライスされた自家製ハム、グリュイエールチーズとパセリ、黄身が美しい目玉焼きで構成されています。目玉焼きを抜けば、クロックムッシュに変身ですが、やはり卵ははずせないですよね！

Lincoln Boulevardに2014年にオープンしたSuperba Food + Breadは、American Gonzo Food Corpが手掛けるベーカリー/カフェ/コーヒーバーです。Kazuto MatsusakaシェフとJames Treeシェフの提供するメニューは旬の素材を取り入れたメニューが多く季節によってメニューが変化しますが、ランチには看板メニューともいえるリッチなグリルドチーズサンドイッチを提供し人気を集めています。Superbaのブリオッシュ・グリルド・チーズは、バターたっぷりの分厚いスライスブレッドに、濃厚なアメリカンチーズとフォンタナチーズをふんだんに挟んだ一品となっています。すべてのサンドイッチにディルピクルスと、バジルオイルとバジルリーフでトッピングされたビーガン・ローストトマトとバジルのスープがついてきます。栄養とボリューム、ともに満点で、贅沢なメニューですよ。

3回にわたってご紹介してきた、「L.A.で最高に美味しいグリルド・チーズサンドイッチ：ベスト10」、いかがでしたか？どのお店のサンドイッチも個性の光る至極の一品となっていますので、この機会にぜひ全店制覇を目指して足を運んでみてください！