LAで撮影された映画史に残るロマンティックムービー10選!(前半)

写真提供:Grease, Facebook

LAの穏やかな陽気、息をのむような絶景、最高に美しい夕日はどれも映画のワンシーンにぴったり!こんなステキな場所でロマンスが始まらない訳がないですよね!LAでは数多くのクリエイター達が様々なロマンティックムービーを撮影してきました。サイレント映画の時代から今日に至るまで、歴史に残るロマンティックムービー、ベスト10をセレクトしました!

Property of Discover Los Angeles
Photo via @discoverla Instagram

1. 놀라운 날씨

로스앤젤레스는절대로질리지않는연중내내사진찍기좋은 화창한 날씨를자랑합니다

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写真提供:Her, Facebook

HER

「HER」は鬼才、スパイク・ジョーンズ監督が手掛けたロマンティック・サイエンスフィクションです。ホアキン・フェニックス演じる主人公は感情表現の苦手な人達の変わりにラブレターを書く、代筆ライターをしています。離婚を経験する中で、主人公はスカーレット・ヨハンソン演じる人工知能型OSの声、『サマンサ』に惹かれ、その魅力にのめり込んでいくのです。2013年公開のこちらの作品はアカデミー賞5部門にノミネートされました。

近未来のロサンゼルスを舞台に、実際にロケもロサンゼルスで行われました。上海の近未来スカイラインを取り入れており、スクリーン上ではしばしば中国語のサインが登場する事もあります。目を凝らしてみるとウォルトディズニーコンサートホール、ハリウッド・ウエスタンメトロステーション、 パシフィックデザインセンター、サンタモニカピアが登場するのに気が付くでしょう。デートのシーンでは地元LAっ子たちの間ではお馴染みのDockweiler Beachが登場します。ロケーションを確かめながら見ると面白いかもしれませんよ!

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写真提供:The Artist, Facebook

THE ARTIST

「The Artist」は2011年に公開されたフランス映画で、近年では珍しく白黒・無声と言う事で注目を浴びた作品です。物語は1927年から1932年のハリウッドを舞台としています。無声映画の需要がなくなりつつあるハリウッドでキャリアに行き詰まったジャン・デュジャルダン演じる主人公ジョージと、スターダムをのぼっていくベレニス・ベジョ演じるヒロイン、ベビーの演技が光る作品です。第84回アカデミー賞ではベストピクチャー、ベストディレクター、ベストアクター、コスチュームデザイン、オリジナル・スコアの5部門でオスカーを受賞しました。作品中にはダウンタウンの Bradbury Buildingを始め、数々のスポットが登場します。物語後半、主人公の2人が階段をすれ違う有名なシーンもBradbury Buildingで撮影されました。こちらの建物は1982年のSF作品ブレードランナーを始め、数多くの映画に登場しています。

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写真提供:500 Days of Summer, Facebook

500 DAYS OF SUMMER

「500Days of Summer」は2009年に公開された映画で、予想外に大ヒットし数々の賞を受賞した作品です。物語はジョセフ・ゴードン・レヴィット演じる主人公がゾーイ・デシャネル演じるヒロインとの500日の交際の記録を思い出しながら進むユニークな恋愛コメディー。映画評論家の間では主人公2人のケミストリーが素晴らしいと絶賛の声があがりました。また、LAダウンタウンを舞台にしたスクーリンプレイにも高い評価が寄せられたそうです。2人が始めて一夜を共にした後、主人公が喜び勇んで Arthur J. Will Memorial Fountainを通るシーンは有名で、とても人気があるシーンなのだとか。まだご覧になってない方は是非チェックしてみて下さい!

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写真提供:Discover LosAngeles

PUNCH-DRUNK LOVE

「Punch Drunk Love」はポール・トーマス・アンダーソン脚本・監督の映画で、コメディアンのアダム・サンドラーとエミリー・ワトソンを主演に抜擢した一風変わった異色のロマンティック・コメディ。アダム・サンドラー演じる小売業のビジネスを営む独身の主人公バリーは、口うるさい姉達に囲まれ寂しい幼少期を過ごした事で恋愛に臆病になっていました。そんな中、エミリー・ワトソン演じるリーナに出会い、バリーの心境は少しずつ変わっていき・・・。この先は見てからのお楽しみ!この作品でアンダーソン監督は2002年のカンヌ映画祭で監督賞を受賞しました。映画のワンシーンでバリーとリーナが食事をするシーンがあるのですが、そのシーンはハリウッドにあるフレンチレストラン、Le Peti Chateauで撮影されたそうです。お城の景観が有名なので、ローカルならすぐに気付いたはず。映画を見てから実際に足を運んでみるのもいいかもしれないですよ!

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写真提供:Discover LosAngeles

L.A. STORY

1991年公開の「L.A. Story」はスティーブ・マーティンが脚本・主演を務めた作品。物語はTVの天気予報士ハリスの恋愛模様を描いています。この作品にはなんとマーティンの元妻、ビクトリア・テナントも出演しているんです!LAのステレオタイプ的演出で笑いを誘うシーンもありますが、この映画はマーティンがホームタウンであるLAに捧げた映画とも言えるでしょう。主人公ハリスがローラースケートでLos Angeles County Museum of Art (LACMA)を駆け抜けるシーンはとても印象的です。マーティンは芸術品にも造詣が深く、映画撮影時はLos Angeles County Museum of Art (LACMA)の運営委員会のメンバーだったそうです。

 

あなたが見たことのある映画・行ったことのある場所はでてきましたか?次回、後半では日本でも大ヒットしたあの映画がでてきます!お楽しみに〜!