風景写真家の第一人者・アンセル・アダムス写真展がLAで開催中！

アンセル・アダムス（1902-1984）は、20世紀を代表する写真家の一人であり、数々の撮影技術に関する書籍の著者としても有名です。1940年代初頭、彼は風景写真家として頭角をあらわしだしました。

アンセル・アダムスの写真展『In Focus: Ansel Adams』では、彼の60年にわたる写真家としてのキャリアの中で創出された作品の中から、著名なプロ写真家たちによって選び抜かれた作品が展示されています。また、この写真展は彼の没後30周年を記念するものでもあり、LAにあるゲティ美術館（The Getty Center）で開催中です。

今回の写真展開催にあたって、 Carol VernonとRobert Turbinという２人の人物の貢献なくしては語れません。2011年に、彼らがアダムスの作品25点、題して『Ansel Adams Museum Set』を美術館に寄贈したことにより、この写真展が実現したのです。この25作品の中には、彼のキャリア初期にあたる1921年頃の作品から、1968年、晩年の作品となる『Yosemite Valley』まで幅広く含まれています。このため、彼のプリント技術が歳月をかけてどのように変化、発展を遂げていったのかを自分の目で確かめることができるユニークな機会でもあります。

今回の写真展に並ぶ作品は、どれも力強く、あなたの心を惹きつける何かがあるはずです。それは、死期が迫っていた晩年のアダムスによる渾身の作品が含まれているからだけではありません。鑑賞者の関心を引くよう展示方法にも工夫を凝らしてあります。実際にあなたの目で確かめに行ってみてはいかがでしょうか？

写真展『In Focus: Ansel Adams』は、2014年7月20日から3月18日まで期間限定で開催中です。詳細はこちらから！