美術館の近くで最高の食事を楽しもう！美術館近くのおすすめレストラン特集！(パート１)

美食家の多い地で、『食べ物』はアート・芸術と呼ぶにふさわしいか、というのは常日頃テーマとなっている議論です。明確な答えはなきにせよ、一つだけ確かなことは、美術館巡りの後（もしくは前）には、何かしら口にしたくなるということ。ロサンゼルスでは10月5日から11月15日までの間、L.A Museum Season（ロサンゼルス美術館シーズン）を迎え、多くの人が美術館に足を運びます。今回は毎年恒例のこのイベントに合わせて、美術館付近で楽しめる、おすすめのレストラン21店舗をご紹介します！エンジョイ！

Exposition Park、Natural History Museum、California Science Center、そしてCalifornia African American Museum といった名だたる美術館/博物館のある南カルフォルニア大学のキャンンパスで、おすすめのレストランといえば、かの有名なトミー・トロージャンの銅像近く（南）にあるMoreton Figです。現代的な雰囲気漂うレストランにはライムグリーンのパラソルが並ぶ屋外パティオもあり、イチジクの木の下でリラックスしながら食事をすることができます。一番人気は、シェフTim McDowell氏が織りなす、ウィークデーオンリーのスペシャル・メニューです。南カルフォルニア産のシュリンプとgrits(ひきわりトウモロコシ）、ピコデガヨにアイオリ・ハラペーニョソースやAhi Pork(ハワイアンポーク）とごまワンタンクリスプ＆ショウガ醤油、パッパルデッレ（イタリアンパスタ）と焦がしウィンターソース＆マスカルポーネとザクロの実、といった、季節ごとの旬の素材を使った料理が人気を得ています。

Ford`s Filling Stationは、L.A LIVE内の音楽に特化した美術館、Grammy Museumのすぐ近く、JW Mariott Hotelのグランドフロア（1階）にあるレストランです。Culver Cityに一店舗目を所有するオーナーシェフ、Ben Ford氏の２店舗目となるこちらレストランの一番人気は、ジャックチーズ、アヴォカド、グリルしたオニオン、ピクルス、トマト、秘伝のタレをブリオッシュバンに挟んだ、Fat Jack Bacon Burgerです。もう一品人気なのが、テキサスハム、豚の脂と一緒に瓶詰めにされたハム、バターとセージ、春玉ねぎののったホワイトチェダーチーズ入りのベーコンビスケットをまな板に似たボードに並べた、Ham N`Biscuit Boardです。見た目もおしゃれでおすすめですよ。

Little TokyoにあるShabu Shabu Houseは、昼時になるとかなり混み合う人気のしゃぶしゃぶ専門店です。馬蹄の形をしたカウンターで、店主のMasako Maruyamaさんの心のこもったおもてなしを受けることができます。リブアイのお肉は注文を受けてから薄切りにするというこだわり。ポン酢かごまダレ、お好みに合わせてお楽しみください。Aセットはお肉10枚、Bセットはお肉15枚となっています。どちらのセットもキャベツとのり、豆腐にうどんがついてくるので、結構なボリュームですよ。

ロサンゼルス現代美術館（MOCA)から数分のCalifornia Plazaの中にあるBlue Cow Kitchenは、Mendocino Farmsというサンドイッチ専門店のスピンオフ店です。ファンキーなパティオには少々ミスマッチと思われるテーブルが並び、インドア・アウトドアのバー、オープンキッチンのある広々とした店内とともに、アーティスティックな雰囲気をかもし出しています。Blue Cow Kitchenでは、サンドイッチのみならず、季節に合わせた美味しいアメリカンフードを楽しむことができます。例えば、チキンウィング＆アマリロ・ソース（ペルー伝統のソース）、メープル・ポークベリータコス、ロヤール（卵を使ったドイツの料理）＆チーズなどがあります。種類豊富なカクテルも人気で、Not-So-Old Fashioned とRum Manhattan はタップから頂けます！

Loteria Grillは、ショービズ界の記念品や貴重な資料をメインに展示する、セレブ感漂う美術館、Hollywood Museumから数ブロックのところにあるメキシカンレストランです。店内は巨大な観葉植物が所々におかれ、サボテンや月、ハートが描かれた、カードを形どった大きな絵が飾られた、スタイリッシュな空間となっています。メキシカンといえばタコスを思い浮かべる方も多いと思いますが、チリ・モリータソースと一緒に頂くパンフライしたシー・バス（オオクチバス）や、炭火焼ステーキといったメニューが人気です。テキーラやリュウゼツランを主原料とするメキシコ特産蒸留酒、メスカルをベースにしたカクテルも美味しいと評判です。

The Craft & Folk Art MuseumはMiracle Mile`s Museum Rowに1965年からある、歴史ある美術館です。同じMiracle mile`s Museum RowにあるLa Brea Tar Pits、そしてGeorge C. Page Museumの２つの美術館は1975年からあり、The Craft & Folk Art Museumとともに長年愛されてきました。この地域はWilshire Boulevardのレストラン街から徒歩圏内ということで選択肢はいくつかありますが、おすすめは新鮮な寿司を提供するおしゃれな寿司バー、Slow Fishです。オーソドックスな寿司もいいですが、ビンナガマグロをアヴォカドで包み、うなぎのタレで頂くFat Avoや、black Snapper(マダラタルミ）を柚子胡椒、しそ、レモンジュース、オリーブオイルと塩で頂くメニューなどが人気です。