映画ファン必見！ハリウッド映画界、伝説の地トップ10

ロサンゼルスは映画の街といっても過言ではありません。実際に、去年のアカデミー賞ノミネート作品、「アルゴ」と「ジャンゴ　繋がれざる者」の撮影の一部も、意外や意外！LAで撮影されているんです。今回私たちは、ハリウッド・エスケープの著者、ハリー・メドベッド、ブルース・アキヤマに協力を得て、映画ファンじゃなくても楽しめるハリウッド伝説のスポットベスト10をご紹介します！

オスカー情報:　「猿の惑星」でアーティストのジョン・チェンバースはメイクアップ賞をとりました。

マリブにあるウェストワード・ビーチ・ドライブを進むと、美しいビーチに景色が壮大な岬や、フレンドリーなクジラたちと会えるスポットがあります。ポイント・ドュームは、「オースティン・パワーズ：デラックス」に出てくるDr. イーブルの火山基地として、さらに、「猿の惑星」の最終シリーズ作でも使われました。

オスカー情報:　「わが谷は緑なりき」　はアカデミー作品賞を受賞しました。

4077アーミー・ホスピタルのロケーションとして、「マッシュ」のファンに愛され続けているサンタモニカ・モニカ・マウンテンは、ジョン・フォードの映画「我が谷は緑なりき」でも雄大な景色が使われました。そして、南側にある大農場は、エルビス・プレスリーの映画「やさしく愛して」で。シャングリラ・ホテルのスイミングプールは、1937年の映画「失はれた地平線」に登場しました。この公園には、ロック・プール、フリークライミング用の壁、キャンプ場などがあり、公園のビジターセンターは、ポール・ニューマン主演の「孤独な関係」にも使われています。

オスカー情報:　「理由なき反抗」　ナタリー・ウッドが助演女優賞にノミネートされました。

1935年に建てられたグリフィン天文台は、ジェームズ・ディーンの映画「理由なき反抗」で重要なシーンに使われました。そしてさらに最近では「青いドレスの女」、「チャーリーズ・エンジェル　フルスロットル」、「トランスフォーマー」、「ギャングスター・スクアッド」でも使用されました。どの映画でも、天文台のレトロかつフューチャリスティックな建物は、様々なジャンルの作品を盛り上げています。

オスカー情報:　「ジュリアス・シーザー」でマーロン・ブランドが主演俳優賞にノミネートされました。

ハリウッド通りのすそにあるブロンソン・キャニオン・ケーブは、「捜索者」「昼下りの決斗」などのクラシック映画から「ボディー・スナッチャー　恐怖の町」,「ロボット・モンスター」などSF映画まで幅広く使われている景色です。　1960年代に公開されたテレビドラマシリーズの「バットマン」のバットケーブといえば、もっとピンとくる人も多いかもしれないですね。

オスカー情報:　クラッシュ　　最優秀作品賞

海辺にあるヴィクトリア・灯台とそこに広がる芝生、そして目の前に広がる太平洋の絶景。このコンビネーションが見られるのはLAのハーバー・フリーウェイの南出口の近く。映画「チャイナタウン」でジャック・ニコルソン演じる探偵が、貯水池で何が起こったのか突き止める重要なシーンで使われました。この辺りは他にも様々な映画に登場していて、ウォーカーズ・カフェは「ゴッド・アンド・モンスター」で、フォート・マッカーサー・ミリタリー博物館は「パール・ハーバー」で。1932年のカブリロ・ビーチの脱衣所は「フェイス・オフ」に、エンジェルズ・ゲート公園のコリアン・フレンドシップ・ベルは、「ユージュアル・サスぺクツ」に登場しました。エンジェルズ・ゲートの入り口では、「クラッシュ」でマット・ディランがサンディー・ニュートンを救出する名シーンが撮影されました。

オスカー情報:　「マラソン・マン」　ローレンス・オリバーが最優秀助演男優賞ノミネート　

ダウンタウンの西部にあるシティ・パークはとても大きく迷ってしまう程。ここは「ターザン」、ヒッチコックの「汚名」でプライベートな農場とボタニックガーデンとして使われました。ここで最も有名な場所は、1885年に建てられたクイーン・アン・コテージで、テレビシリーズ「ファンタジー・アイランド」、そしてフロリダ生まれのダスティン・ホフマンとバーバラ・ストライサンドが演じた「ミート・ザ・ペアレンツ」でしょう。みなさんは、いくつの場面を思い出せましたか？

オスカー情報:　バック・トゥー・ザ・フューチャー　　ベスト脚本賞ノミネート　

パサディナのジェット・プロパルション研究所は、サンドラ・ブロックとライアン・ゴズリングが主演した「完全犯罪クラブ」のワンシーンで使われました。この深い渓谷が使われたのはこの作品だけではありません、ミシェル・ゴンドリー監督の「ヒューマン・ネイチャー」や、ロブ・ライナー監督の「ノース」などがあります。アロヨー・セコズ・ガブリエリノ・トレールの近くには他にも映画に使われた場所がいくつかあります。チャーリー・チャップリンの「キッド」でコロラド・ストリート・ブリッジ、「ブライズメイズ」でのハンティントン・ガーデンズ、1908年の「バック・トゥー・ザ・フューチャー」ではギャンブル・ハウス、そしてトム・ハンクスとエマ・トンプソン主演の「ウォルト・ディズニーの約束」ではランガム・ホテルが撮影に使われました。

オスカー情報:　リトル・ミス・サンシャイン　アラン・アーキンが助演男優賞を受賞！

メキシコの悪名高い盗賊、ティブルシオ・ヴァスケスがこの場所に身を隠したことにちなんで名づけられたこのエリア。ヴァスケス・ロックスと呼ばれる奇妙な形をした岩は、LA北部のハイウェイ14から見ることができます。ここは、大人気SFテレビドラマシリーズ「スタートレック」、「ブレージングサドル」、「ビルとテッドの地獄旅行」、「ショートサーキット」そして石器時代の家族を描いた「原始家族」、「リトル・ミス・サンシャイン」の家族もロードトリップ中にここを通って行きました。その他にも、メロディー牧場はクエンティン・タランティーノのオスカー受賞作品「ジャンゴ　繋がられざる者」にも登場しました。ぜひ作品をチェックして、探して見てください！

オスカー情報:　ボー・ジェスト　1939年に芸術監督賞

1927年、パラマウント・ピクチャーズは、荒野のシーンを撮影するために大金を支払ってサンタモニカ・マウンテンズの一画に土地を購入しました。そして、1953年「ブワナの悪魔」という立体映画で、アフリカのジャングルとして使われました。みなさんがよりピンとくる作品なら、1990年代のテレビドラマシリーズ「ドクタークイン　大西部のジョイ物語」で作品の重要なシーンに使われていました。この大農場は、カナン・ロードを出たところから見えますよ！

オスカー情報:　クリント・イーストウッド監督作品「硫黄島からの手紙」(作品賞ノミネート)

マリブの海岸線の終わり、ライフガード・タワー#3の近くには神秘的な海食洞があります。ドリュー・バリモアとアダム・サンドラーが主演した「50回目のファースト・キス」、そして「ザ・クラフト」で悪霊を呼び出す儀式で使われました。この洞窟の近くの岩は、「ギジェットは15歳」、「ビーチ・ブランケット・ビンゴ」、「グリース」、ウィル・スミスの息子主演で最近話題になった「カラテ・キッド」、そして全世界大ヒット「パイレーツ・オブ・カリビアン」でキーラナイトレーがジョニー・デップにラムを飲ませてベロンベロンに酔わせるシーンでも使われました。思い出しましたか?