日本に進出しているLA発のレストラン＆ショップ 後編

「ロサンゼルスへ行きたいけど時間がない・・・」という方必見！今回も日本にいながらしてロサンゼルスの雰囲気を味わえるLA発のレストランおよびショップをご紹介します！

1976年にLAのオシャレストリート、メルローズアベニューで誕生したライフスタイルショップRonHerman。”ファッションとは愛にあふれ、刺激的で楽しく、自由であるべきだ”という理念のもと、南カリフォルニアらしいナチュラルでリラックスした雰囲気のアパレルや雑貨、アクセサリーをセレクトし、ハリウッドセレブたちにもファンが多いことで知られています。

そんなRonHermanは2009年に日本初上陸して以降、ファッショニスタたちから絶大な支持を集めています。都内3店舗に加えて大阪、名古屋、横浜、神戸、 福岡、軽井沢を含む11店舗を展開しており、どの店舗もLA特有のリラックスした雰囲気を醸し出しているので、立ち寄るだけでも小旅行気分が味わえそうです。

1961年創業のFred Segalは、ロサンゼルスのみならず西海岸の文化やライフスタイルを象徴する存在として人気を博してきたライフスタイル・セレクトショップです。現在までアメリカ国内でメルローズ、サンタモニカ、ロサンゼルス空港、ラスベガスに店舗を展開しているFred Segalは、ブラッド・ピットやパリス・ヒルトンといったセレブたちが足繁く通うことでも知られており、世界中の人々が訪れる観光スポットにもなっています。ファッションや雑貨のみならず、フードまで取り揃えているため、生活のすべてをFred Segal一色にする熱狂的なファンもいるそうです。

そんなFred Segalが、今年4月にアメリカ国外第１号店を代官山にオープンしました。 “Laid-back Cal-luxury（のんびりとしたカリフォルニアスタイルのラグジュアリー）”というコンセプトのもと、都会的でモダンなライフスタイルを提案することを目指しているそうです。また来年には横浜に第２号店をオープンする予定がすでにあり、ロサンゼルスのライフスタイルを日本でも体験できる絶好のスポットとなりそうです。

アメリカにはハリウッドスター顔負けの超有名な「セレブ・シェフ」が多くいますが、その中でも「アメリカ料理を変えた男」と評されるのがウルフギャング・パック氏です。フランスで修行を積んだのちにアメリカに渡り、ロサンゼルスに自身がオーナーシェフを務めるレストラン「スパーゴ」をオープンしたことで一躍トップシェフとなりました。現在は自身の名前を冠したレストランのほかにカフェやピッツェリア、ステーキハウスなどを世界中に展開しており、またアカデミー賞授賞式の公式シェフも務めています。

そんなウルフギャング・パックは日本に６店舗を展開しており、バックボーンであるフレンチに縛られない、自由で創造的な料理をカジュアルな雰囲気で提供しています。中でもアカデミー賞授賞式で提供され、ウルフギャング・パックの看板メニューともなっている”ウルフギャング”スモークサーモンピザはハリウッドセレブたちも絶賛する一品です。

ジョナサン・グラムは若くして全米に一大チョコレートアートブームを巻き起こした大注目のショコラティエ。彼の作り出す芸術的なチョコレートは多くのLAセレブたちを魅了し、瞬く間にスターシェフの仲間入りを果たしました。そんなグラム氏が日本に進出するに辺り手を組んだのが日本人シェフの山本秀正氏。山本シェフは若干28歳にしてリッツ・カールトンの総料理長に就任し、レーガン、ブッシュ・シニア、クリントンと３代のアメリカ大統領の就任晩餐会で料理長を務めたトップシェフです。

この2人の夢のコラボレーションをもって実現したのが東京・丸の内にあるアメリカンダイナーGrahm’s Café Los Angelesです。西海岸のダイナーをイメージしたカジュアルな店内で、100種類以上あるというアメリカ産ワインを堪能しながら新世代のアメリカンキュイジーヌを楽しむことができます。肉や魚を豪快にグリルしたシンプルながら贅沢なメイン料理と、グラム氏がプロデュースする魅惑のスイーツで上質な時間を過ごせるでしょう。