人気ドラマ『マッドメン』に登場する話題のスポットをチェックしよう！ パート1

1960年代マンハッタンの広告業界でのし上がる主人公と、彼を取り巻く様々な出来事を描いた『Mad Men』シリーズは、エミー賞、ゴールデンアワード賞を立て続けに受賞し、高視聴率を誇る大人気ドラマです。ロケ地は全てマンハッタンと思いきや、意外にもLAでとられたシーンも多いのだとか！今回は第７シーズンにしてファイナルとなる『Mad Men』シリーズの成功を記念し、ロサンゼルスの『Mad Men』ロケ地16選をピックアップしました！ファンの皆さんは要チェックです！

Sterling Cooperとパートナーのオフィスを含むマッドマンの主要セットはダウンタウンのLos Angeles Center studios (LACS)内にあります。LACSは、20エーカーという広大な土地に、最新型のサウンドシステムを設備した舞台、スタジオ、最高級のオフィススペースなどがある、巨大なスタジオ施設で、映画やテレビ、コマーシャル、ミュージックビデオなどの撮影や、コンサートリハーサル、イベントなど、多岐に渡る目的で利用されています。また、studio campusと呼ばれるスペースではガラ・イベントや企業パーティー、試写会、レセプションパーティーなどが開かれることが多いそうです。

シーズン５の『Tea Leaves』と題されたエピソードで、Bettyは友人と一緒に紅茶の葉を見て運命を占う占い師に見てもらいます。そこで占い師はBettyに『あなたはとてもいい人ね』と言います。この印象的なシーンは、撮影業界ではロケ地として良く使われることで有名な、Millenium Biltmoreホテルで撮影されました。シーズン２の「For those who think young」でもSavoyという名でこちらのホテルが登場しています。

Bar Keeperはマッドメンのシーンで出てくる訳ではないのですが、何故かマッドメンを見てるとBar Keeperのことを思い出す、という方も多いようです。シルバーレイクにあるBar Keeperには、マッドメンの登場人物達が良く手にしているのと、同じようなビンテージの食器が並んでいるからなんです。ファンにとって、Don Draperがドラマの中で使用していたのと同じグラスでカクテル、Old Fashionedを飲むことほど嬉しいことはないはず！Bar KeeperでOld Fashionedをすすりながら、ドラマの名シーンを回想する、なんていうのもいいかもしれませんね！

シーズン５の「Far Away」というエピソードは主要登場人物のPeggy、Roger、Donの3人の１日を追う回となっています。この日、Don とMeganはニューヨーク北部にドライブに出かけるのですが、とあるモーテルで口論が勃発、エスカレートし、挙げ句の果てにDonはMeganを残し、出て行ってしまいます。ファンの間で『Orange Sherbetのシーン』として知られるシーンは、ArcadiaのSanta Anita Park近くのダイナー、Rod`s Grillで撮影されました。Rod`s Grillは1946年にRoute 66にオープンした老舗ダイナーです。この機会にぜひ足を運んでみてください！

シーズン１の「The Hobo Code」で主要人物のPeggyがSterling Cooperの社員とP.J.Clarksというマンハッタンの架空サロンで打ち上げをするシーンがあるのですが、そのシーンに使われているのが、ダウンタウンLAにあるCasey`s Irish Pubなのです。シーズン2の「For Those Who Think Young」というエピソードで、Donが 朝食を食べるシーンがあるのですが、そのシーンもCasey`sで撮影されています。