ロス・フェリツ＆アットウォーターのベストレストランTOP10

何年もの間、近隣の有名観光地の陰に隠れ、過小評価されてきたロス・フェリツとアットウォーター。小さい街ではありながら、実は歴史と多様性に富んだ隠れた穴場なんです。最近では評判のベイカリーやバーなどもオープンして、その魅力はさらにアップ。今回は、メキシコの文化を色濃く残しつつ、おしゃれなレストランやジューススタンドも楽しめる今ホットなロス・フェリツとアットウォーターで行ってほしいお店をリストアップしました。

ここはおいしいタコスがなんと＄５で食べられる超穴場スポット。メニューは3つのみ、フィッシュタコス、シュリンプタコス、そしてドリンク。ポテトタコスもありますが、私たちが絶対に試してほしいのは、注文の度に具材を揚げてくれるフィッシュタコス、シュリンプタコス。タコスを受け取った後は、好きなソースやピクルスを選んでのせて、カスタマイズしましょう。クリーム、刻みキャベツは絶対に外さないで下さいね！このお店は、サーフィンや釣りがテーマにデコレーションされているようなカジュアルな店ですが、このボリュームでこの値段ならまた戻ってきたくなること間違いなしですね！

みんなの大好きなもの、ケーキとカクテルを一緒に楽しめる場所って少ないと思いませんか？ビッグ・バーはそんな夢を叶えてくれる数少ないバー。デザートはアルコブカフェの提供。バー自体は小さく、L字のカウンターしかありませんが、屋外にはパシオがあり、ランタンが飾られています。季節のカクテルには、ブー・ラドラーと、シャンパングラスに入ったかわいいポムポムなどがあります。バーの常連の一押しは、裏メニューのコーンアンドオイル。スミス＆クロスジャマイカラム、などが入った少し大人のカクテルとなっています。

かりかりにトーストされたバゲットにチキンレバーのパテをたっぷりのせて、付け合わせにピクルスと上質のマスタード。そしてきれいに彩られたグリーンサラダ…

思い描くだけでよだれがでそう！　カヌーリのオーナーシェフのコリーナ・ウィーベルと若く才能のあるスタッフが切り盛りしているこの名店は、その美味しい料理で大評判。人気のサラダ、スズキのロースト、絶品ウェッジスと、ホウレン草のクリームソースと食べるビストロステーキなど、メニューは食欲をそそるものばかり！レストランの居心地がよく会話が弾みそう。ゲストは、帰りの際にカヌーリをひとつづつプレゼントされます。こんなサービスも粋でうれしいですね。

居心地がよくて気取らないこのリトル・ドムは、近所の人の憩いのレストラン。料理もカジュアルなものがメインで、ミートボールサンドウィッチや、イタリアンライスボールコロッケなどの絶品イタリアの家庭料理がいただけます。ここのコロッケは絶対に注文してください。こんがりとキツネ色に上がったサクサクの衣に、マッシュルームの香りがうまく移ったライスとモッツアレラチーズがとろーっととけだして本当に病み付きになる一品。クラッカークラストのピザも、もちろんいけますよ。実は、このリトル・ドムズ、セレブもたまに来るお店で、最近ではマイケル・セラがランチしているところも目撃されました。

もしもプラダがミートボール業界にも参入していたら、そのレストランはマッコールズ・ミート＆フィッシュ・カンパニーのようだったかもしれません。ここはそれほどおしゃれなんです。銘柄事に陳列された牛肉は、草を食べて育った上質の肉ばかり。その他にも、黒豚、チェスピークベイのソフトシェルクラブ、ハウスメードソーセージ、など、シェフがこぞって指名する逸品揃い。中でもハウスバーガーブレンドは、買う価値大。肉、魚屋といったら普段は男性の領域のように思えますが、ここの店内には働き者の女性スタッフがせわしなく働いていて、そんな光景もなかなか新鮮ですね。夕飯の材料はここですべてそろうのもこのお店のうれしいところ、チーズとベーコンの入った大きな葉っぱの形をしたパン、フルーツ入りのパテなど、安くて質のいい素材がたくさん手に入るのでぜひ一度覗いてみてください。

マザー・ダウは、デートにぴったりなおしゃれでおいしいピザ専門店。ここのもっちもちなピザ生地の秘密は奥にある大きなピザ窯。ソップレッサータピザには、主役のサラミ、食感が楽しめる獅子唐、ピスタチオが最高のハーモニーを奏でています。ブラッタサラダは、チーズとオリーブオイル、極め付けにブラックペッパーたっぷりの極上サラダ。ピザと一緒に注文してみて下さい。

プルーフ・ベイカリーは、週末には行列がドアの外まで出てしまう程小さい米カリー。ここでのマストは街一番おいしいと評判のクロワッサン。外はさくさくで、中はもっちり、まさに絵に描いたような完璧なクロワッサンは、アーモンドとチョコレートから選べます。コーヒーもすごく美味しいと評判で、ブランドのコーヒー豆とストラウスミルクのミルクを使用するこだわり用。朝食をお求めなら、プルーフクロワッサンと、クリーミーアイスラテで決まりですね！

この小さいデザートショップの前では、ダイエットのことなんて一気に吹き飛んでしまいます。アイスクリームが気分のあなた、おすすめは高貴な香りが魅力的なアールグレイです。まだ何が食べたいかわからない方はメニューの豊富さに圧倒されてしまうかもしれません。取りあえず試して欲しいのは、注文の度に作られるシグネチャーのチョコレートブレンドプディング。トップの冷たいバニラアイスと温かくてチョコレートの濃厚なプディングが絡み合って絶妙のハーモニーを生み出します。チョコホリックスは、外はサクサク、中はしっとりなチョコクッキーののったモルトンチョコチョコレートにショットをかけたチョコ好きにはたまらないお菓子。家族や恋人と来たら、スクラブルやオペレーションなどのゲームで一日中入り浸れそう!

お腹をすかせてこのタコススタンドに駆け込み、自分の名前が呼ばれるまでそわそわしながら待っているなんていう光景はこの店ではよくあること。店のカミバッグにはタコスと書かれていますが、ここで提供されているのは伝説的な人気を誇るブリトー。ここのスクランブルエッグ、ポテト、コリアンダーにジャックチーズの入ったシンプルなブレックファストブリトーは、アンソニー・ボーデイン?お墨付き。お好みでホウレンソウ、豆、チョリソーなども加えられます。全部入りのコンビネーションに、ホットソースを加えればはおなかも心も一杯になれて大満足。

ユカズは、5人程が入れるような小さなスタンドですが、数々の賞を受賞している程の名店。ここではハンバーガーと、タコスやブリトーがいただけます。ここのタコス、 カーリタース(愛)は絶品。しかし私たちのおすすめは、柔らかいポークシチュー入りのトルティーヤ、コチニータピビル。ここのオーナー女性に、「日本人ですか?」と聞くと、「はい、そうです。」とにっこり返してくれます。もう少しスパイシーなものがお好みのあなたには、ファットウェッジスとピクルスがおすすめ。飲み物のオプションは限られていますが、隣にはお酒屋さんも、道を渡ればコーヒービーンもあるので、そこで飲み物を調達してから向かうのがいいかもしれません。