ロサンゼルスでおすすめのニュースクール・ダイナー:ベスト10!(パート1)

Duck egg toast at Winsome | Photo by Joshua Lurie

 

ニュースクールとは英語で「新しいスタイルのもの」という意味があります。 最近では、いままで市民の間に強く定着していたダイナーを覆すおしゃれで洗練されたニュースクールダイナーが多数登場し、大変人気となっています。今回は10店舗を、3回に分けてご紹介します!

Property of Discover Los Angeles
Meatloaf at 101 Coffee Shop | Photo by Joshua Lurie

101 COFFEE SHOP

101 Coffee Shopは、101freewayの高速入り口に位置するBest Western Plus Hollywood Hills Hotel の中にあるコーヒーショップです。以前はHollywood Hills Coffee shopという名で営業していました。現代ロサンゼルスに生きる若者たちの姿を描いた映画「Swingers」にも登場したことがあり、巷では有名なダイナーです。現在のシェフであるBrandon Boudet氏とビジネスパートナーであるWarber Ebbik氏が2001年に店のオーナーとなり、これまでオールドスクールとして知られていたダイナーは生まれ変わりました。外観はオールドファッションなのですが、新たに作られたメニューはとてもモダンで洗練されています。人気メニューはバターミルク・パンケーキにバーガー、ミートローフなど。シェフはニューオーリンズ出身なのでpo`boy(ふわふわのバゲットでいろいろな具を挟んだニューオーリンズのソウルフード)もあります。カルフォルニアにはベジタリアンやヘルシー志向の人が多いので、ブッラータチーズとベビーケール、アヴォカド・ヴィネグレットをトッピングした、豆腐とフライド・キャロットのサラダなど、ヘルシーなメニューも多数提供しています。

Property of Discover Los Angeles
Patty melt at Alma at The Standard, Hollywood | Photo by Joshua Lurie

ALMA AT THE STANDARD, HOLLYWOOD

Alma at the Standardは、ダウンタウンL.A.にあるAlmaとThe Standard,Hollywoodの2店の人気レストランのチームがタグを組み、2016年はじめに Sunset Stripにオープンさせた話題のレストランです。店内にはブルーのラウンドテーブルに茶色のブース(ソファスタイルのイス)があり、スタイリッシュなシャンデリアとおしゃれなサボテンが飾られていて、シックな雰囲気となっています。メニューは、Almaでも提供しているものが多いですが、こちらの店舗では盛り付けや食材を少し変える形で変化を加えています。定番メニューのアヴォカドトーストは、削った野菜とホースラディッシュのクレームフレーシュ(サワークリームの一種)がたっぷりとトッピングされた人気の一品です。スモークしたチキンとアヴォカド、玉ねぎのピクルスがサンドされたチキンクラブサンドイッチもシンプルながらあとをひくメニューです。ディナーでは手の込んだメニューが多数登場します。ユーカリの葉の上にグリルしたラム肉をのせ、茄子とプラム、しそをサイドに盛り付けしたメニューや、イングリッシュマフィンにうに、ブッラータチーズ、キャビアをトッピングした一品、柚子胡椒とライムでいただくのりと豆腐のナゲットなど、和の素材やめずらしい食材を組み入れた、モダンなアプローチのメニューを楽しむことができます。ブラウン・バターワッフルや、パティ・メルトといったリッチなスイーツメニューもおすすめですよ。ぜひおためしください!

Property of Discover Los Angeles
Cold somen at Beachwood Café | Photo by Joshua Lurie

BEACHWOOD CAFÉ

Beachwood Cafeは2012年に有名シェフPatti Peckさんがオープンした人気店です。Beachwood Cafeとしてオープンする前は Village Coffee Shopとして知られていましたが、著名な建築家 Barbara Bestorさんの助けを借りて全面改築され、屋内、屋外ともに、とてもスタイリッシュなお店に生まれ変わりました。店内には大理石のカウンターとテーブルが置かれ、カラフルなブルーと黄色のタイルが敷きつめてあります。壁はデザイナー Geoff McFetridge氏 の壁紙で統一されていて、ハッピーな雰囲気ただよう明るい空間となっています。メニューは、朝食、ランチ、ディナーともに、グローバルなアプローチを取り入れたメニューとなっています。朝食では、スクランブルエッグにグリルした朝顔とキノアのミューズリーといったメニューが人気です。ランチ時には、サラダ、サンドイッチ、ボウル(丼もの)などを頼む方が多いそうですよ。ディナータイムには、フレンチスタイルのメニューから日本のそうめんをフィーチャしたメニューまで、幅広く提供しています。ここでしか味わえない、めずらしいコンビネーションのメニューを、ぜひこの機会にご堪能ください。

Property of Discover Los Angeles
Chorizo burger at Blue Star | Photo by Joshua Lurie

BLUE STAR

10 feewayから南に進んだ場所にあるダウンタウンL.A.の一画はThe Salvage Districtと呼ばれ、Blue Starはこちらのエリアに位置しています。Blue Starは、コンテンポラリー・アメリカン・ダイナーとしてローカルたちに愛されているレストランです。同名のドーナッツショップがありますが、全く別のお店なのでご注意を。ダイニングルームには黒いクッションがおかれたバンケット(ソファ風のイス)があり、リラックスしながらお食事をすることができるようになっています。屋外にもオープンエア・パティオがあり、心地よい空間が人気となっています。2012年にリトル・東京のFar Barのオーナー、Don Tahara氏がBlue Starの新オーナーとなったのをきっかけに、ドリンクコーナーが改善され、クラフトビールなども提供するようになりました。ランチ時は、サンドイッチやサラダなどが定番ですが、あえて一品選ぶとすれば、グアカモーレとハバネロ・アイオリソースが絶妙にマッチする、看板メニューのチョリゾー・バーガーでしょう。日々変化するスペシャルも美味しいと定評があるので、チェックを忘れずに。ハッピーアワーには、チキング・ウィングスやフラットブレッド・ピザなどが、お得な価格で提供されるのでこちらもお見逃しなく!

 

ニュースクールダイナー特集パート1はここまでとなります。次回も素敵なお店が登場しますのでお楽しみに!