チャイナタウンで話題の最新レストラン ベスト10（後編）

19世紀後半に中国からの移民たちが現在のユニオンステーションの辺りにコミュニティを作ったことから始まったチャイナタウン。現在では約3万人もの人々が暮らし、中国系アメリカ人の心の故郷ともいわれますが、実は中華料理以外にもおいしいレストランが数多く存在します。今回もそんなチャイナタウンにあるおすすめのレストランをご紹介！

The Little Jewel of New Orleansは名前の通り、ニューオーリンズ料理専門のレストランです。ケイジャン風ポークハム、自家製ソーセージなど、日本人にとっては物珍しい素材をたくさん取り扱っています。緑と白の大きな天幕をくぐり、店内に入ると白黒のタイルが敷きつめられたフロアにスタイリッシュなテーブルが並んでいます。こだわりのパンを使って作る、ローストビーフやフライドシュリンプのサンドイッチは大人気なので、ぜひトライしたいメニューです。その他にも、クレオール（ルイジアナ）料理の定番、自家製のChaurice（ポークソーセージ）やCrawfish Mac and Cheese（ザリガニのマカロニチーズ）など、一度食べたら忘れられない絶品料理を楽しむことができます。

Figueroa Streetにあるメキシカンレストラン、Mexicali Taco & Co。お店の看板メニューはCarne Asada（メキシコ風焼き肉）にチキン、チョリソの3種類の肉料理です。時期によってはエビやPastor(グリルした肉のメキシコ料理）をフィーチャーしたメニューも提供していて、人気をよんでいます。その他にもニンニクをふんだんに使ったケサディーヤ『Vampiro』や、カリカリ食感のトスターダにお肉ととろけるチーズ、スパイシーなチポトレ・アイオリソースをトッピングした『Cachetada』、チーズとサルサ、イタリアントマト、そして新鮮なオニオンの上に自家製のビネガーソースをかけた絶品ナチョスなど、おすすめのメニューが並びます。スパイシーなメニューのおともとして、大麦でできたBarley Drinkやタマリンド・ライムのカクテルなどを一緒にオーダーするのが通の食べ方です！

PokPok Phat Thaiはタイ特有のパッタイヌードルをフィーチャーしたFar East Plazaにある人気のタイレストランです。オーナーのAndy Ricker氏は、業界では20年以上の経歴をもつベテランで、すでにポートランドとニューヨークで同じ系列のお店を出店し成功をおさめています。Pok Pok Phat Thaiの店内には小さめのステンレスバーがあり、壁にはタイ人歌手のアルバムカバーが飾られています。テイクアウトが人気をよんでいますが、屋外スペースのピクニックテーブルもおすすめです。炒めた豚の脂とタマリンド、フィッシュソース、パームシュガー、旨味たっぷりの乾燥エビが麺とミックスされたパッタイはお店の看板メニューです。エビや合い挽き肉のバージョンのパッタイ、新鮮なムール貝、卵、ガーリックともやしがトッピングされたクリスピーなクレープ、Hoi Thwatも人気をよんでいます。タイ特有のSriracha(シラチャソース）とも相性抜群です。麺以外のメニューもどれも美味しくおすすめですよ！2015年にはBroadwayのMandarin Plazaに新店舗ができる予定だなのでお楽しみに！

LAでは誰もが知る有名店EggSlutのオーナーでシェフのAlvin Cailan氏がラーメン職人のNathan Asamoto氏を含めたこだわりのシェフ集団とタグを組み、今年1月にオープンした話題のお店です。店内の壁にはLA在住のアーティストによるポップなキャラクターが描かれていて、お店全体を明るい雰囲気にしています。地元で作られた麺を使用した旨味たっぷりのスープが特徴的なラーメンは、新規オープンと同時に大人気となりました。22席という限られたスペースしかないので、時には行列ができることもあります。おすすめはクリーミーで濃厚な豚骨ラーメンですが、ベジタリアンラーメンや、あっさりとした鳥塩ラーメンもあるので幅広い層に支持されています。サイドメニューの唐揚げとたこ焼きも最高に美味しいと評判ですよ！ぜひ一度足を運んでみてください！

Scoops ChinatownはFar East Plazaにあるアイスクリームショップです。Tai Kimという老舗のアイスクリーム店で修行を積んだChris Gere氏がオープンした店ということもあり、連日たくさんのお客さんで賑わっています。パステルピンクの壁で統一された可愛らしい空間で、Sweet Potato Burnt Sugar(サツマイモの焼き砂糖入り）、Salty Avocado Honey(塩アボカドハニー）、Goat Cheese Basil(ヤギのチーズ・バジル入り）といった珍しいオリジナルのフレーバーを楽しむことができます。フレーバーは頻繁に変わるのですが、看板メニューのBrown Breadだけは常にオーダーすることができます。砂糖がかかったグレープナッツとキャラメルをマスカルポーネ・アイスクリームに織り込んだBrown Breadは一度食べたら忘れられないおいしさだと評判です。バリスタのJack Benchakul氏とコラボレーションして、アフォガートやミルクシェーキ、コクのあるタイコーヒーのシェイクなども提供しているので、ぜひチェックしてみてくださいね！