コリアタウンで韓国料理以外の料理も堪能しよう!(前編)

写真提供:Joshua Lurie

コリアタウンといえば、韓国料理のレストランが集結している場所というイメージが定着していますが、意外にも韓国料理以外のメニューを提供して、なおかつ本当においしい穴場レストランが数多く存在するんです!今回は、コリアタウンでは異端児的存在の”ノンコリアンレストラン”、ベスト10をピックアップしました!ボナペティ!

Property of Discover Los Angeles
写真提供:Joshua Lurie

CASSELL'S

Cassell’sは、LAのバーガーシーンに多大な影響を与えたシェフ、故Al Cassellへの敬愛の意をあらわすべくオープンしたバーガー専門店です。新たに始めたブレックファストサービス、アルコールを含めた種類豊富なドリンクが楽しめるコーヒー・バーが人気を呼んでいます。牛肉の肩ロースと肩バラ肉をブレンドして作ったジューシーなパティーと、お好みのチーズをブリオッシュ風のポルトガル・バンに挟んだバーガーは、Al Cassellから引き継がれた、伝統の味で、一度食べたら病みつきになります。甘く焦げたオニオンと一緒にいただく、ライ麦パンのバージョンもおすすめです。バーガーのお供ともいえるフレンチフライはこちらのお店では登場しませんが、その代わりに、Turbinado(という種類の) シュガーとマスタードでミックスされた、オリジナルのポテトサラダがサイドに付いてきます。カラフルなコールスローやホットソースで頂くポテトチップスといった、サイドメニューもありますよ。甘党にたまらないのがショーケースに並ぶデザートセレクション!レストランGORGEのシェフとして知られるオーナシェフの奥さんが作るパイは最高に美味しいト評判なのだとか。ぜひお試しあれ!

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写真提供:Joshua Lurie

COMMISSARY

カフェにバー、鍋専門店などを経営する人気のシェフ、Roy Choi氏の新たな店舗として注目を浴びているのがこちらCommissaryです。いわゆる温室の作りになっている2階建てのビルで、店内ではたくさんの食用植物が育てられています。お店のインテリアと少々ミスマッチ、と思わせるお皿もご愛嬌!ブレックファスト、ランチ、ディナーと営業しているこちらのお店では、メニューの内容が詳しく表示されていません。しかしながら、英語が話せなくてもオーダー出来るお店、として話題をよんでいます。というのも、全てのメニューには絵が書いてあり、その絵をたよりに皆さん注文するからなのだそうです。地元の食材を生かして作られるメニューはどれも美味しいと定評があります。一度足を運んでみてください!

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ESCALA

コリアタウンのChapman PlazaにあるEscaLAは、南米コロンビアのボゴタ出身で、マルチプロデューサーのオーナーが手掛けるコロンビア料理のお店です。Seoul Sauageのシェフとして知られる、コリアンーアメリカンのシェフ、Chris Oh氏がキッチンで腕をふるいます。ウッドテーブルが並ぶおしゃれな店内は、南米をテーマにした明るい雰囲気となっています。チョリゾ・ココナッツ・ビスクとManila クラム、カラッと揚がったEmpanada(具入りのペーストリー)など、南米のメニューをシェフ流にアレンジした雑品が並びます。グループでシェアするのにもってこいのメニューも多く、パーティーなどにもいいかもしれません。ほのかな甘みが美味しいバス(魚)with トロピカルフルーツや、24時間自家製の秘伝のタレにつけこんだ、12アウンスのリブアイは本当におすすめですよ!カクテルやビールのメニューも豊富なので、楽しめますよ!

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GUELAGUETZA RESTAURANT

オアハカ州の料理をLAに広めた、といわれるLopezファミリーのお店です。初代となるLopez夫妻は現在はメキシコに戻っており、GUELAGUETZA RESTAURANTは、子供であるBrother-Sisterのコンビで経営しています。2015年に入り、James Beard Foundation America’s Classics Awardという名誉ある賞も受賞しており、ますます話題のレストランとなっています。オレンジ色のバックに鳥の絵が施された外壁と、赤いコンクリのインドア・フローリング、黒い噴水のインテリア、鮮やかな色の観葉植物が置かれた、カラフルで明るい雰囲気のただよう店内は訪れる人をハッピーにします。お食事は必ず、トルティーヤのお通しからスタートします。お通しのトルティーヤにもmoleが載っているのですが、オアハカならではの味を存分に楽しみたい方におすすめなのが、「Festival de Moles」です。Festival de Molesは、mole negro、mole rojo、Coloraditoとestofadoという、4種類のモレ(メキシコ風辛口ソース)をチキンブレスととベジタブル・ライスをのせた巨大トルティーヤにのせていただくメニューです。この他にも、伝統的なメキシコ料理も数多く並ぶので、ぜひおためしください!ちなみに、こちらのレストランのバーでは、LA一の種類を誇るmezcal(メキシコ特産の蒸留酒)があるといわれています。アルコールが苦手という方は、自家製のHorchataをトライしてみてください。シナモンのきいたミルクとウォルナッツ、カクタスジュースの入ったドリンクは、日本人には珍しい風味ですが、あとをひきますよ!

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写真提供:Joshua Lurie

ISAAN STATION

Waa Waa PlazaにあるIsaan Stationは、中毒性のある、スパイシーで一風変わったタイ北部の料理が味わえるレストランです。2つダイニングルームからなる店内には格子の長い肩掛けのイス、カラフルな壁画が並びます。肉類を使用したタイサラダ、グリーンパパイヤサラダ、スープに炭火焼き肉など、パンチのある、大胆な風味のメニューが人気のお店です。おすすめは炭火焼したポークカラー(首の肉)と焦がした脂肪、フィッシュソース、シュガー、チリパウダーとスリスピーライスパウダーをミックスした、リッチなフレーバーのKohr Moo Yangです。タイ料理にはおなじみの餅米と一緒に食べると一段と美味しく、食が進みます。ぴりっとしたパパイヤとピーナッツ、ドライ・シュリンプが入ったパパイヤサラダにはオプションで発酵させた魚、青カニのピクルス、または塩のきいた卵を足すことができます。甘いソースとしょっぱいソース、2種類のディッピングソースで頂く、ターメリックの香り豊かなジューシーな炭火焼チキン、Khai Yang Ob Oongも一押しのメニューです。スパイシーなポークレバーが、濃いブラウンのスープに入ったDtub Waanは、見た目がインパクト大なので食べるのに勇気のいるメニューですが、最高に美味しい一品ですよ!ぜひおためしあれ!