イベント会場としても利用できるL.A.のコンサート会場を大特集！（前編）

ロサンゼルスでは、年間を通してさまざまなコンサートが行われています。それがミュージカルであれ有名ミュージシャンのライブであれ、アメリカ国内で話題となっているツアーとあれば、ロサンゼルスで上演される確立は100％に近いと行っても過言ではないでしょう。コンサート会場の中には、コンサートだけを目的にしたイベントのみでなく、企業やプライベートのイベント会場としても利用できるという会場が数多く存在します。今回は、そんな魅惑のコンサート会場を2回に分けてご紹介致します！年末年始に向けて、華やかなイベントを企画中の方は必見ですよ！

1926年にダウンタウンL.A.にオープンしたBelasco Theaterは、これまでCold PlayやSam Smithといった大物アーティストがコンサートを開催したことでも知られます。40000スクエアフィートという巨大なスペースの中には、メインシアター、ボールルーム（宴会場）、ベースメントラウンジ（地下ラウンジ）、ワイン・タパスバー、そして2つのレストランがあります。メインシアターのステージはこだわりの造りで、美しい色使いと、開催者に合わせて変更できる繊細な舞台装飾が人気をあつめています。メインシアター内のフロアプラン（座席の位置など）も変更することができ、最大で1500名のゲストが入場可能となっています。

Novo by Microsoftは、世界のエンターテインメント・キャピタルの中心として知られる、LA LIVE内にあり、これまでに50 Cent、Jimmy Eat World、そしてMatisyahuといった世界のトップ・アーティストがコンサートを開催しています。59000スクエアフィートというスケールの大きい会場には、最大で2300名のゲストが入場可能となっています。企業のイベントやガラ・パーティー、アフターパーティーなどにピッタリの会場として人気をあつめています。メインシアター以外に、The Loungeと呼ばれる洗練されたデザインの空間があり、企業のパーティーやプライベートイベントなどに利用されることも多いといいます。メインシアターでコンサートやイベントを楽しんだあと、The Loungeでアフターパーティーを開催するというのもおすすめです。また、The Novo、The Loungeともに、世界的に有名なシェフWolfgang Puck氏が手掛けるWolfgang Puck Cateringと提携しているので、最高級のお食事も楽しむことができます。

1926年に建てられた Shrine Auditorium and Expo Hallは、古き良きデザインの建物とモダン・テクノロジー（最先端設備）が、パーフェクトなバランスで共存する唯一無二のイベント会場です。1920年代の「ムーアのリヴァイヴァルスタイル」を取り入れた建物は、非常に芸術性が高く、建物自体が芸術品であるといわれるほどです。ダウンタウンLAにあるShrine Auditorium and Expo Hallでは、これまでにフランク・シナトラ、ブルース・スプリングスティーン、ジミー・ヘンドリックスといった大御所、大物のアーティストたちがコンサートを開催しています。オーケストラのコンサートやバレエ、フィルム・フェスティバルなども頻繁に催されています。最大収容人数6300人という会場は、南カルフォルニア内最大級のコンサート会場の一つとしても有名です。隣接しているExpo Hallは、54000スクエアフィートとという大きさで最大5000名まで入場することができ、ライブからパーティーまでさまざまなイベントに対応できる多目的スペースとして知られています。

世界的に著名な建築家、フランク・ゲーリー氏がデザインし、ロサンゼルス・フィルハーモニックの本拠地としても有名なWalt Disney Concert Hall (以後WDCH）は、世界最高峰の優れた音響をほこるワールドクラスのコンサート会場です。インターナショナルなランドマークとしても知られるステインレススティールを使用した外観と、最高の音響を考慮してハードウッドパネルを敷きつめたメインオーディトリアムは、細部までこだわりぬいた極上のエンターテインメント会場といえるでしょう。施設全体は3.6エーカーあり、街のシンボル的存在にもなっています。オーディトリアムの観客席はぶどう園の形式を取り入れたスタイルでつくられており、ステージ4辺すべての側に観客席がもうけられています。最大2252名の観客が入場可能になっています。

後半もどうぞお楽しみに！